今仕事すごい抱えてて今月はもう休み取れなそうなんだよね
それはえぐいね
この「えぐい」について解説します。
Contents
えぐいとは?
「えぐい」とは「際立っている」という意味です。
「えぐい」は使う場面に応じて様々な意味を持ちます。
・辛い
・しんどい
・きもい
・かっこいい
・可愛い
どの意味なのかは「えぐい」が使われる文脈で判断する必要があります。
若者用語の「ヤバい」に似ているね
最近ではYoutuberや芸能人がよく「えぐい」という言葉を使うことで真似する人が増え、わりと日常生活においても使われる言葉になってきました。
「えぐい」と聞くとマイナスなものに使われるイメージですが、実際には「いい意味」でも「悪い意味」でも際立っている場合に使われることに注意が必要です。
用例をみてみよう
えぐいの使い方
「えぐい」はどのように使われるのでしょうか?
今月はもう休みが取れないくらい仕事量がえぐい
通常であれば忙しい時期でも少し残業をしたり、休日に1日出社する程度であることが多いです。
おそらく仕事量が多くても、月に1日も休みが取れないというのは滅多にないでしょう。
このように、月に1日も休みが取れないレベルになってくると、「仕事量がえぐい」と表現されます。
この場合の「えぐい」は「辛い・しんどい」に当たります。
握手会でアイドルに会ったけど、みんな顔ちいさすぎてえぐい
「えぐい」は「可愛い」といった、いい意味でも用いられます。
学校や会社にも可愛い子はいると思いますが、「選りすぐりの可愛い子を集めたアイドル」はやはり実際に会ってみると違うものです。
そんな可愛いアイドルに実際に会えた際に「可愛すぎてえぐい」といった使われ方をします。
えぐいの語源・由来
「えぐい」はどういった由来があるの気になりませんか?
「えぐい」の由来は「えぐみ」からきています。
たけのこでは、あく抜きをしないと、喉や舌を刺激するような気持ちの悪い味になりますが、この刺激が「えぐみ」です。
この「あくの抜けていない刺激」から「えぐい」にも「気持ち悪い」と意味になり、最近では刺激の強さから「かっこいい」や「可愛い」といった意味も持つようになってきています。
「えぐい」はうざい?
yahoo智恵袋などでは、「えぐい」という言葉があまり好きではないという方も多くいます。
「やばい」、「きもい」、「えぐい」などは若者言葉で正しい日本語とは言えません。
若者との会話で使う場合には問題ありませんが、話す人の年代に応じて使う必要があるでしょう。
えぐいを使った例文
「課題の量がえぐい」
「大谷翔平の打力えぐい!」
「それは冗談抜きでえぐい」
まとめ
「えぐい」とは「際立っている」という意味。
文脈によって、いい意味でも悪い意味でも使われる言葉である。
元々はたけのこの、「えぐみ」に由来している。
以上、「えぐい」の解説でした。
今月休みなしはえぐいなぁ
手伝うよ