「最近ハブられてる気がする」
このように使われる「ハブる」という言葉をご存知でしょうか?
若者がよく使う言葉ですが、くわしい意味はわからないという方も多いかと思います。
今回はこの「ハブる」の意味、由来、使い方について解説します。
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Contents
「ハブる」とは?
「ハブる」とは「仲間外れにする」という意味です。
「ハブる」の由来は、かつての村社会における「特定の村人をのけものにする」という意味の「村八分」からきています。
『村八分(むらはちぶ)にする』から『は』と『ぶ』と取り、「ハブ」という言葉が生まれました。
仲間外れにすることを「ハブる」、仲間外れにされることは「ハブられる」といい、若者の間で使われています。
「ハブる」の類語の「はみる」
「ハブる」の類語は「はみる」です。
関西圏では、はみだしてしまった子を「はみご」と呼び、ここから転じて「仲間外れにする」という意味で「はみる」が使われるようになりました。
次は「ハブる」の使い方をみていきます。
「ハブる」の使い方・例文
「ハブる」は以下のように使われます。
例文1
まさひろ
LINEきても返すの面倒で一週間後とかに返してるけど大丈夫かな?
ありさ
ハブられないように気をつけなよ〜
例文2
ありさ
日本って変わり者が浮きやすい気がするよね
まさひろ
日本では人と違った行動するとハブられるのが怖いから。。
「ハブる」のまとめ
ここまで「ハブる」の意味、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「ハブる」についてまとめておきます。
「ハブる」とは「仲間外れにする」という意味。
村社会における「仲間外れ」を意味する「村八分(むらはちぶ)」から由来した言葉。
類語は関西圏の方言である「はみる」
以上、「ハブる」の解説でした。