「寝癖がやばみ」
このように使われる「やばみ」という言葉をご存知でしょうか?
主に若者の間で使われる言葉ですが、詳しい意味はわからないという方も多いかと思います。
今回はこの「やばみ」の意味・使い方について解説します。
Contents
「やばみ」とは?
「やばみ」とは「やばい」という意味です。
「やばい」➡︎「やばみ」と変化しています。
若者の間で「今週のテストやばみなんだよね〜」といった使い方をされることが多いです。
語尾につく「み」について
多くの方が語尾の「み」に疑問を抱くかと思います。
この「み」は語尾につけることで名詞化させる接尾語です。
日常の中でも、
「ありがたい」➡︎「ありがたみ」
「重い」➡︎「重み」
などと使われていますね。
若者がこの「み」を多用するのは、語尾が可愛いからという理由で特に深い意味があるわけではありません。
「体重増えてきてやばい」だと深刻な感じがでますが、「体重増えてきてヤバみ」の場合少し和らいだ表現になります。
「やばみ」以外にも「つらみ」などいくつも「み」をつけた言葉はあります。
あっちにも振られ、こっちにも振られ、つらみがやばみ
— 生焼け餃子 (@kakindaisuk1111) October 3, 2019
次は「やばみ」の使い方をみていきます。
「やばみ」の使い方・例文
「やばみ」は以下のように使われます。
「今回の台風にはヤバみを感じる」
「やばいを感じる」とは言いませんが、「ヤバみ」と名詞にすることで、「ヤバみを感じる」のように表現の幅が少し広がります。
「寝不足ヤバみで体調つらみ」
「寝癖がやばみー、虫歯がつらみー、足が臭みー、好きな焼肉はハラミー、好きな俳優は斎藤工ー」
映画『おっさんずラブ』の黒澤部長(吉田鋼太郎)のセリフです。
若者言葉を『吉田鋼太郎』さんが使った面白いシーンになっています。
「やばみ」のまとめ
ここまで「やばみ」の意味、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「やばみ」についてまとめておきます。
「やばみ」とは「やばい」のこと。
「ありがたみ」のように、語尾に「み」をつけることで名詞になっている。
「つらみ」、「嬉しみ」など若者の間では語尾に「み」をつけた言葉が数多く存在する。
以上、「やばみ」の解説でした。