「乃木坂生誕祭に参加する」
このように使われる「生誕祭」という言葉をご存知でしょうか?
アイドル界隈でよく使われる言葉ですが、くわしい意味はわからないという方も多いかと思います。
今回はこの「生誕祭」の意味・使い方について解説します。
Contents
「生誕祭」とは?
「生誕祭」とは「特定の人物の誕生日をお祝いするイベント」のことです。
アイドルやアニメのキャラが誕生日を迎えた際などに記念として行われるのがこの「生誕祭」です。
アイドルにおける「生誕祭」
AKB48などの48グループでは「生誕祭」がよく行われており、メンバーの誕生日を握手会の休憩の時間にお祝いします。
「生誕祭」では以下のようなことが行われます。
・バースデーソングを歌う
・他メンバーからの手紙の朗読
・誕生日を迎えたメンバーからの一言
48グループの「生誕祭」はファンが自発的に集まって作成された「生誕祭実行委員」によって運営されています。
「生誕祭実行委員」のメンバーは主にSNSによって集められます。
【募集開始!拡散希望!】
2018年度、中田花奈さん生誕祭実行委員会の募集を開始いたしました。
下記の募集フォームよりご登録ください。24歳のお誕生日を一緒にお祝いしましょう!https://t.co/Wfuncs2Gl4— 乃木坂46中田花奈生誕祭実行委員会2019 (@nkyk_prpr) April 15, 2018
アニメにおける「生誕祭」
アニメキャラの誕生日にも「生誕祭」が行われます。
アニメキャラの「生誕祭」はリアル型イベントではなく、ツイッターなどのSNSで「〇〇生誕祭」というハッシュタグがつけられて絵などがよく投稿されます。
矢澤にこちゃんお誕生日おめでとう😢💖
描き方忘れた😢😢😢#矢澤にこ生誕祭2019 pic.twitter.com/9GAsMM6W3T— ぶんぶん🐝~ (@bn__bn_) July 21, 2019
「生誕祭」と「誕生祭」の違い
実は「生誕祭」は本来すでに亡くなっている方に対して使う言葉のため、現在生きている人に対して使うのは間違った用法になります。
「生誕祭」は「聖母マリアの生誕祭」、「イエス・キリストの生誕祭」といった使い方が正しい用法です。
なおクリスマスは「キリストの生誕祭」と言われています。
現に生きている人の誕生日を祝う場合は「生誕祭」ではなく、「誕生祭」が正しいです。
ただし、「生誕祭」の方が語呂がいいためか最近は公式さえも「生誕祭」という言葉を使っているので、一般的になりつつあります。
次は「生誕祭」の使い方をみていきます。
「生誕祭」の使い方・例文
「生誕祭」は以下のように使われます。
「生誕祭のためにフラスタを用意している」
「想像以上に生誕祭実行委員会が忙しい」
「聖母マリアの生誕祭が盛大に行われた」
「生誕祭」のまとめ
ここまで「生誕祭」の意味、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「生誕祭」についてまとめておきます。
「生誕祭」とは「特定の人物の誕生日を祝う催し」のこと。
「生誕祭」ではバースデーソングや他のメンバーからの手紙などが送られることが多い。
本来は「生誕祭」は故人に使われる言葉のため現在生きている人の誕生日を祝うには「誕生祭」が正しい。
以上、「生誕祭」の解説でした。