「こら、ちょすな」
このように使われる「ちょす」という言葉をご存知でしょうか?
東北地方で使われる方言のため、初めて聞いたという方も多いかと思います。
この「ちょす」は文脈によって様々な意味を持つ多義語です。
今回はこの『ちょす』の意味、使い方について解説します。
スポンサードリンク
Contents
「ちょす」とは?
「ちょす」には以下のような意味があります。
ちょすの意味
・構う
・触る
・からかう
「ちょす」は主に北海道や東北地方で広く使われている方言です。
例えば何かに集中しているとに使う「こら、ちょすな」は、「今忙しいからちょっかい出すな」と言い換えることができます。
「ちょす」のそれぞれの意味を詳しくみていきます。
「ちょす」の意味①:かまう
使用例:「ちょされるのが好き」
→「構ってもらうのが好き」
「ちょす」の意味②:触る
使用例:「スマホばっかちょすな」
→「スマホばかり触るのはやめなさい」
「ちょす」の意味③:からかう
使用例:「あんまちょしてばっかいるなよ」
→「あんまちょっかいばっかり出すなよ」
次は「ちょす」の使い方を例文でみていきます。
「ちょす」の使い方・例文
「ちょす」は以下のように使われます。
例1:「ちょして〜(構って〜)」
例2:「パソコンちょせる?(パソコン触れる?)」
例3:「ちょしてばっかだと嫌われるぞ(ちょっかいばかりかけていると嫌われるよ)」
「ちょす」のまとめ
ここまで「ちょす」の意味、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「ちょす」についてまとめておきます。
「ちょす」とは「構う」、「触る」、「いじる」といった意味をもつ。
北海道や東北地方でよく使われている方言。
以上、「ちょす」の解説でした。