『とりあえず立ち位置からバミろう』
このように使われる「バミる」という言葉をご存知でしょうか?
頻繁に使われる言葉ではないため、初めて聞いたという方も多いかと思います。
「バミる」は舞台用語として、稽古時などによく使われている言葉です。
この記事ではこの『バミる』の意味、由来、使い方について解説します。
Contents
「バミる」とは?
「バミる」とは「立ち位置にテープなどで目印をつけること」です。
元々は舞台用語で、演者の立ち位置を決める際に貼られるテープを「バミ」、目印となるテープを貼ることを「バミる」と呼んでいました。
例えば立ち入り禁止区間を示す赤いテープが「赤バミ」です。
「場所を見る印」→「場見る」→「バミる」が語源になっています。
若者用語の「バミる」
「バミる」は基本的に「テープなどを使って目印をつける」という意味や、そこから派生した「予約する」、「予定を入れる」という意味で使われることが多いです。
ただし若者の間では、「バミる」=「バーミヤンで食事をする」という意味でも使われています。
「バーミヤン」とは値段が安くコスパがいいことで有名な、若者たちに中華料理のチェーン店です。
久しぶりにバミる。🙏 pic.twitter.com/VTlbAI8fmt
— にゃお!(なお!)@萌花激推し💗/でも、やっぱり杏果🍀は外せない。 (@nyao_mcz) October 8, 2017
次は「バミる」の使い方を例文でみていきます。
「バミる」の使い方・例文
「バミる」は以下のように使われます。
例1:「到着までにバミっといて」
例2:「我が家はおままごと用に床がバミられている」
例3:「今日放課後バミろうぜ」
「バミる」のまとめ
ここまで「バミる」の意味、由来、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「バミる」についてまとめておきます。
「バミる」とは「ガムテープなどで目印をつけること」
「場を見る」から由来しており、舞台において出演者の立ち位置を示す際につけられる目印が元の意味。
若者の間で使われる「バミる」は「バーミヤンで食事をする」
以上、「バミる」の解説でした。