学生時代には、児童・生徒が主体となって学校の問題を解決する「学級会」というものがあったかと思います。
年齢を重ねるにつれて聞くことが少なくなる言葉ですが、実はオタ用語としては本来の言葉とは異なった意味で使われているんです。
最近では少しオープンになってきていますが、元来オタク趣味は隠れてこっそり行うものでした。
特に女性向けの二次創作は「公式に知られないようにひっそり行うべき」といった暗黙の了解があったりします。
ただし中にはこういった暗黙のルールを破る人も現れることがあり、そういったマナー違反などに対してよくファン(主に腐女子)の間で開かれるのが「学級会」です。
今回はそんな「学級会」の意味・由来・使い方について例文をふまえて解説します。
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「学級会」とは?
「学級会」とは「オタクたちの間で行われるマナーなどに関する議論」のことです。
実際に「学級会」が行われているわけではなく、ネット上などで行われる議論がまるで「学級会」のようであったことからこのように呼ばれるようになりました。
主に女性向けの二次創作関連においてよく見かける言葉です。
基本的に女性向け作品のファンはひっそり活動することを好んでいます。
これが破られると「学級会」に発展したりします。
例えばファンの誰かが、原作者のツイッターに腐妄想のメンションをするという出来事があったとします。
女性向けの二次創作はあくまで妄想であるため公式ではありません。
そういった中でこのように勝手な妄想を原作者にメンションするのは失礼にあたり、また最悪の場合二次創作を禁止されてしまう可能性もあります。
女性向けの二次創作作品には際どいものも多いため、あまり公にはしたくない人が多数です。
そのためこういった出来事があると議論や批判がおこり、周りからは「学級会」が発生したと言われます。
次は「学級会」の使い方をみていきます。
「学級会」の使い方・例文
「学級会」は以下のように使われます。
例1:「学級会疲れして作品への愛も冷めてしまった」
例2:「このカップリングは学級会でも問題になるだろう」
例3:「検索避けをしないと学級会に発展するぞ」
「学級会」のまとめ
ここまで「学級会」の意味、由来、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「学級会」についてまとめておきます。
「学級会」とは「オタ(主に腐女子)の間で行われる議論」のこと。
「検索避け」をしないなどの、主にマナー違反などがあった際に「学級会」が発生する。
以上、「学級会」の解説でした。