「コスパ」は幅広い場面で使われる言葉です。
ビジネスでも「コスパよく働け」などと言われることもあるのでぜひ覚えておきたいですね。
この「コスパ」について解説します。
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コスパとは?
「コスパ」とは「コストパフォーマンス」の略です。
これは簡単にいえば、「費用対効果」という意味になります。
costとperformanceを組み合わせた言葉ですが、それぞれの意味は以下のとおりです。
(製作・工事などに支払う)費用、経費、コスト、(商品・サービスに支払われる)代価、値段、価格、犠牲、損失、訴訟費用
出典:https://ejje.weblio.jp/content/cost
上演、演奏、演技、興行、パフォーマンス、出来栄え、成績、実績、(機械の)性能、すること
出典:https://ejje.weblio.jp/content/performance
このcost(費用)とperformnce(効果)を組み合わせて「費用に対する効果」といった意味になりました。
コスパの使い方
「コスパ」の使い方を例文でみてみます。
「このラーメン屋はコスパが高すぎる」
たまに替え玉無料のラーメン屋などがあります。
替え玉が無料であれば、少ない金額で満腹まで食べられるので特にお金のない学生にとってはコスパが高いといえます。
「読書はコスパの高い趣味だ」
読書は一冊1000円程度で非常に多くの知識が手に入ります。
ネットでも無料で情報が手に入れられますが、必ずしも正しい情報とは限らないので複数のサイトを見比べなければならず時間がかかります。
その点出版されている本は、しっかりと校閲も入っていて正確な情報も多いので実はネットよりもコスパが高いと言えます。
コスパよく働けよ
部下に「コスパよく働け」という上司も多いかと思います。
コスパよくはたらけとは、「短い時間で成果を出せ」という意味です。
同じ作業であっても1時間で終えられる人と4時間かかる人がいたとすれば、1時間で終えられる人が時間対効果が高いのでコスパが高い人材です。
コスパと安いの違い
コスパはよく、「とにかく安いもの」と思われがちですが、そうではありません。
あくまで費用対効果が高いもののため、仮に金額が高くてもしっかりと効果が出るものであればそれは「コスパが高い」といえます。
『安かろう悪かろう(値段が安ければ品質が悪い)』という言葉があるように、安いものは実は壊れやすいこともあり、実は高いものの方が「コスパがいい」ことはよくあります。
学生のようにお金に余裕がない人にとっては金額が安いものがコスパが高く、社会人のようにお金はあるけど時間がない人にとっては、高くてもしっかりと効果が出て買い換えなくていいものがコスパがいいと言われる傾向にあります。
コスパのおさらい
「コスパ」とはコストパフォーマンスの略で、「費用対効果」という意味。
コスパは安いもののことではなく、値段に対して見合う十分な効果があるものを「コスパが高い」という。
コスパは人により異なり学生にとっては「安いもの」、社会人にとっては「高くてもモノがいいもの」が高コスパになることが多い。
以上、「コスパ」の解説でした。