この「エキシビション」について、解説します。
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エキシビションとは
「エキシビション」とは「公式ではない、魅せ試合」という意味です。
よくスポーツにおける「エキシビション」が、「エキシビションマッチ」という呼び方をされます。
英語では「exhibition:展示、公開、陳列、模範演技」になります。
「展示」という意味からわかるように、ショーとして魅せる試合が「エキシビション」です。
通常の試合では勝ち負けを重視しますが、「エキシビション」では勝敗よりも魅せることが重視されます。
フィギュアスケートのエキシビション
テニスやサッカーなどの多くの競技で「エキシビション」は不定期に開催されています。
ただ中でもフィギュアスケートでは、試合後に必ず「エキシビション」が行われます。
フィギュアスケートにおけるエキシビションは以下のような特徴があります。
・試合終了後、上位5位以内の選手がショーのように好きなように演技をする。
・「コスプレをする」、「道具使ってパフォーマンスをする」など特に制限もなく、お遊び的な要素が強い。
・試合の時と同じ演技はしてはいけない
なぜ試合後にエキシビションマッチをするのでしょうか?
「エキシビション」には以下のようなメリットがあります
・コスプレなど選手の様々な格好を楽しむことができる
・試合ではできないようなユニークな技を観ることができる
・選手の楽しそうな笑顔が見られる
逆にデメリットとしては、試合後のため「選手の負担が大きい」ことと、真剣勝負ではないので、勝ち負けが好きな人にとっては物足りないことが挙げられます。
エキシビジョンは間違い
「エキシビション」に似た言葉に「エキシビジョン」があります。
正しい読み方としては、「エキシビジョン」ではなく、「エキシビション」です。
英語の綴りとして「exhibition」を覚えておくと、間違えなくなります。
エキシビションの使い方・用例
「マレーVSフェデラーのエキシビションマッチ」
「エキシビションでしか見られないプレーが見られた」
「エキシビションに出場することは、選手にとって名誉なことである。」
以上、「エキシビション」の解説でした。