「限界オタク」という言葉をご存知でしょうか?
あまり聞きなれない言葉ですが、ツイッターなどでよく見かけるネットスラングです。
この記事ではこの「限界オタク」の意味や由来について解説します。
Contents
限界オタクとは?
「限界オタク」とは「突出したオタク」のことです。
比較的ネガティブなワードで「(痛々しさが)限界を超えたオタク」という意味です。
オタク趣味があったとしても、人前で変な行動を取らなければ、ただの「オタク」ですが、オタクを全面に出し、人前でいきなり「デュフww」などと笑い出したりするようなオタクが「限界オタク」と呼ばれます。
限界オタクの由来
この「限界オタク」は、とあるオタク達の会話をみた一般人が「俺は限界だと思った」と発したことが由来とされています。
今日、電車乗ってたら、前にキモオタが二人乗ってきた。
なんか一人がデカイ声で「貴様は~~~!!だから2ちゃんねるで馬鹿にされるというのだ~~~!!この~~~!」ともう片方の首を絞めました。
絞められた方は「ぐええぇーー!悪霊退散悪霊退散!!」と十字を切っていた。
割と絞められているらしく、顔がドンドンピンクになっていった。
渋谷でもう一人、仲間らしい奴が乗り込んできてその二人に声をかけた。
「お!忍者キッドさんとレオンさん!奇遇ですね!」
「おお!そういう君は****(聞き取れず。何かキュンポぽい名前)ではないか!敬礼!」
「敬礼!出た!敬礼出た!得意技!敬礼出た!敬礼!これ!敬礼出たよ~~!」
俺は限界だと思った。
会話調にすると以下のようになります。
貴様は~~~!!だから2ちゃんねるで馬鹿にされるというのだ~~~!!この~~~!
お!忍者キッドさんとレオンさん!奇遇ですね!
おお!そういう君は****ではないか!敬礼!
敬礼!出た!敬礼出た!得意技!敬礼出た!敬礼!これ!敬礼出たよ~~!
。。。(限界だ)
限界オタクの特徴
限界オタクには以下のような特徴があります。
・ネットスラングを現実世界で使う。
・人目を気にしない。
ネットスラングを現実世界で使う。
「○○氏」や「〜でござる」のような、ネットスラングはネット上で使う場合には面白いですが、現実世界で使うと痛い存在になってしまいます。
限界オタクはリアルとネットの区別がないため、日常生活において平気でネットスラングを使い、周りに引かれることがあります。
人目を気にしない
限界オタクは人目を気にすることがほとんどありません。
そのため、いつも同じ服をきていて、髪もボサボサであることが多いです。
限界オタクの使い方
この「限界オタク」はあまりいいイメージの言葉ではないですが、ツイッターなどのSNSでは、「何かに熱中する自分が限界オタクのようになっている」という自虐ネタとして、自身を限界オタクと評して投稿するケースも見られます。
またYoutubeなどでは、あえて可愛い子が限界オタクのような仕草をすることで人気を博しているものもみかけます。
限界オタクを用いた例文
「電車で限界オタクを見かけた。」
「限界オタクにはもっと周りを気にしてほしい。」
「限界オタクなので聖地巡礼しにきた。」
まとめ
「限界オタク」とは「度を越したオタク」のこと。
オタクの会話をみた一般人が、「俺は限界だと思った」と発したことが語源とされている。
最近では「自分でも気持ち悪いくらいオタクになってる」といった意味の自虐として使われることも多い。
以上、「限界オタク」の解説でした。