方言

関西人がよく使う「ほたえ」、「ほたえる」とはどういう意味?

「ほたえる」という言葉をご存知でしょうか?

西日本の方言なので、聞いたことがない方も多いかと思います。

この「ほたえる」について解説します。

Contents

「ほたえる」とは?

「ほたえる」とは「ふざける」、「戯れる」、「甘える」「つけあがる」といった意味です。

高知弁(土佐)、阿波弁(徳島)、山口弁、京都弁、兵庫弁、和歌山弁としても使われている西日本の方言になります。

類語には「いちびる」、「ちょける」などがあります。

 

「いちびる」、「ちょける」、「ほたえる」はいずれも「ふざける」という意味ですが、微妙にニュアンスが異なります。

「ほたえる」は「騒ぐ・暴れる」といった意味に近く、「動きを伴うおふざけ」であることが多いです。

「ほたえ」とは?

「ほたえる」の名詞形である「ほたえ」ですが、意味は「おふざけ」です。

以下のように使います。

まさひろ
まさひろ

飲みの席でのほたえはほどほどにしたほうがいい

 

次は「ほたえる」の使い方をみていきます。

「ほたえる」の使い方

ゆうすけ
ゆうすけ

あんまりほたえたら危ないで(あんまり騒いだら危ないよ)

まさひろ
まさひろ

ほたえな!(騒ぐなよ!

ゆうすけ
ゆうすけ

お酒が弱くて、ほたえる前に気持ち悪くなる(お酒が弱くて騒ぐ前に眠くなる)

「ほたえる」のまとめ

ここまで「ほたえる」の意味、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?

最後に「ほたえる」についてまとめておきます。

ほたえる」とは「ふざける」という意味で用いられる西日本の方言。

類語には「いちびる」、「ちょける」がある。

「ほたえる」は動きのともなったおふざけのことを指す。

 

以上、「ほたえる」の解説でした。

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