これからの時代、一番求められるスキルってなにかな?
リテラシーは大切になってくると思うよ
この「リテラシー」について解説します。
Contents
リテラシーとは?
「リテラシー」とは「使いこなす能力」です。
英語では「literacy:読み書き能力」という意味になります。
元々は「読み書きする力」という意味でしたが、近年では「情報を正しく理解し、判断・使用する能力」といった用途でも使われるようになりました。
リテラシーの使い方
「リテラシー」は単体で使うこともありますが、「○○リテラシー」のように用いられることも多いです。
よく見かけるのは以下の2つです。
・メディアリテラシー
・情報リテラシー
メディアリテラシーとは?
メディアとは「マスメディア」のことを指します。
「マスメディア」には新聞・雑誌・ラジオ・テレビなどがあります。
「メディアリテラシー」はこれらのマスメディアが提供している情報全てを鵜呑みにするのではなく、自分の頭でしっかりと考えながら理解する力です。
「メディアリテラシー」が低く、何も疑わずに全てを信じてしまう場合、仮にメディアが偏向的な報道をしていたら偏った思想になってしまう恐れもあります。
情報リテラシーとは?
情報社会の現代で最も重要視されているのが「情報リテラシー」です。
「情報リテラシー」は、主にネットなどを使いこなす力です。
インターネットには膨大な情報が掲載されている反面、使いこなすことができなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
日本最大のインターネット掲示板「2ちゃんねる」の開設者であるひろゆき氏は下記のような発言を残しています。
嘘は嘘であると見抜ける人でないと(インターネット掲示板を)使うのは難しい。
インターネットにはおよそ無限ともいえる情報が掲載されていますが、どれもが正しい情報であるとは限らず、嘘やデマも多くあります。
こういった情報に惑わされず、正しい情報を見抜く力が「情報リテラシー」です。
インターネットの情報を簡単に信じてしまわないことが大切だね
リテラシーをつける方法
「メディアリテラシー」はマスメディアから与えられた情報を判断する力。
「情報リテラシー」はネットに主体的に情報を探しにいく上で、取捨選択する力。
いずれの「リテラシー」においても、大切なことは情報に対して多面的な見方ができるようになることです。
1つの情報だけで判断することは難しいので、いくつかの情報源を持つことも大切です。
まずは信頼性のある本で知識を蓄えてからネットで情報を探すという方法も「リテラシー」の向上には有用といえるでしょう。
リテラシーを用いた例文
「読書によってリテラシー能力が培われる」
「子供のうちにリテラシーを鍛えることが大切だ」
「大人でもリテラシーが低い人は多数存在する」
まとめ
「リテラシー」とは「使いこなす能力」のこと。
「〇〇リテラシー」という使われ方がよくされる。
「メディアリテラシー」はマスメディアから与えられた情報を正しく理解する力、「ネットリテラシー」はネットの嘘を見抜き、正しく使う力のこと。
以上、「リテラシー」の説明でした。
最近の小学校ではSNSリテラシーの授業を行うところもあるみたい