「学園のマドンナと付き合うことになった」
このように使われる「マドンナ」という言葉をご存知でしょうか?
たまに耳にすることもある言葉ですが、くわしい意味はわからないという方も多いかと思います。
今回はこの「マドンナ」の意味・使い方について解説します。
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Contents
「マドンナ」とは?
「マドンナ」とは、
①聖母マリア
②多くの男性のあこがれの対象となる女性
のことです。
元々の意味は「聖母マリア」で、そこから転じて「人気のある美しい女性」を指すようになりました。
語源はイタリア語の「ma donna」で意味は「我が淑女」です。
「ma donna」の短縮系は「mona(モナ)」で、「モナリザ」はこれに由来します。
日本に初めて「マドンナ」という言葉を定着させたのは、夏目漱石の『坊っちゃん』です。
この『坊っちゃん』中で主人公が憧れを抱く女性に「マドンナ」というあだ名を付けたのがはじまりと言われています。
現代ではドラマのヒロインやアイドルなどが「マドンナ」にあたります。
次は「マドンナ」の使い方をみていきます。
「マドンナ」の使い方・例文
「マドンナ」は以下のように使われます。
「学校のマドンナとデートすることになった」
「彼女は社内のマドンナ的存在だ」
「地元ではマドンナと呼ばれるほどの美人だった」
「マドンナ」のまとめ
ここまで「マドンナ」の意味、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「マドンナ」についてまとめておきます。
「マドンナ」とは「聖母マリア」のことで転じて「男性のあこがれの女性」といった意味になった。
初めて日本で使われたのは夏目漱石の小説『ぼっちゃん』で、現代でいえばドラマのヒロインやアイドルが「マドンナ」と言われる。
以上、「マドンナ」の解説でした。