「あの人の歌唱力はセミプロ級だ」
このように使われる「セミプロ」という言葉をご存知でしょうか?
聞いたことはあっても、「プロやアマチュアとは何が違うの?」と疑問に思う方も多いかと思います。
この記事ではこの「セミプロ」についてわかりやすく解説します。
Contents
「セミプロ」とは?
「セミプロ」とは「プロフェッショナルとアマチュアの間」という意味です。
「semi(セミ)」とは英語で「半分」という意味の接頭語で、よくスポーツトーナメントの準決勝のことを「semifinal(セミファイナル)」と呼んだりします。
「プロ」・「アマチュア」と「セミプロ」の違いは?基準はなに?
「セミプロ」の定義は明確には決まっていませんが、以下のようなケースに当てはまる場合「セミプロ」と呼ばれることが多いです。
・本業ではないが、本業並みにお金をもらっている
・生活できるレベルではないが、ある程度のお金を得ている
本業ではないが、本業並みにお金をもらっている
近年では副業が活発になっており、会社員をしながら趣味の写真撮影などで本業並みのお金を稼ぐ人もいます。
このように「それのみで生活をしているわけではないが、お金を稼げるレベルにあるような人」がよく「セミプロ」と呼ばれます。
生活できるレベルではないが、ある程度のお金を得ている
「プロ」の定義は「それ一本でご飯を食べていけるか」といえます。
ただ音楽などでプロになることは非常に困難で多くのバンドマンなどがアルバイトをしながら音楽活動をしています。
このように「他の収入源にも頼りながら、ある程度の額をその活動で得ているような人」も「セミプロ」と呼ばれます。
野球の分野では、仕事をしながら野球でもお金をもらうことから、社会人リーグのことを「セミプロ」と呼ぶことがあります。
「セミプロ」の使い方・例文
「セミプロ」は以下のように使われます。
例1:「彼は本業ではやってないが、プロ顔負けのセミプロである」
例2:「今回はセミプロの業者にお願いしてみようと思う」
例3:「努力をしたがセミプロにもなれなかった」
「セミプロ」のまとめ
ここまで「セミプロ」の意味、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「セミプロ」についてまとめておきます。
「セミプロ」とは「プロ」と「アマチュア」の中間の人。
「本業ではないが本業並みに金銭を得ている人」や、「副収入に頼りながらもある程度の金額を稼げるような人」がその分野における「セミプロ」と呼ばれる。
以上、「セミプロ」の解説でした。