一般用語

『パロディ』の意味とは?『パクリ』、『オマージュ』との違いも解説

壁ドンのパロディ

傑作なパロディを見つけた

このように使われる「パロディ」という言葉をご存知でしょうか?

日常の中でもよく使われる言葉ですが、似た言葉に「オマージュ」や「パクリ」などがありややこしいですよね。

今回はこの「パロディ」の、

・意味

・「オマージュ」、「パクリ」との違い

使い方

について解説します。

Contents

「パロディ」とは?

パロディ」とは「元の作品を面白おかしく真似すること」です。

英語では「parody」と書き、「もじる、滑稽に真似る」という意味になります。

主に漫画などのギャグシーンで用いられることが多いです。

似た言葉には「オマージュ」、「パクリ」などがあります。

「パロディ」と「オマージュ」の違いは?

「パロディ」に似た言葉に「オマージュ」があります。

「オマージュ」とは「作家が尊敬する作品の一部を自分の作品に取り入れること」という意味です。

「パロディ」も「オマージュ」も「模倣」という点が共通していますね。

ではこの2つの違いは何かというと「ギャグ風であるか?」という点です。

 

「パロディ」は以下のようなものです。

思わず笑えるようなものになっていますね!

対して「オマージュ」で有名なのは『スターウォーズ』です。

監督の「ジョージルーカス」は「黒澤明」を尊敬しており、『スターウォーズ』が『砦の三悪人』のオマージュであることを明言しています。

 

実際にいくつかのシーンの中で『砦の三悪人』を彷彿させるようなシーンが散りばめられています。

ここでは近しいキャラクター設定や同じ構図のシーンなどが「オマージュ」として描かれていますが、特に笑えるものではないことが「パロディ」との大きな違いです。

また基本的には「パロディ」は「オリジナル一部分を引用する」、対して「オマージュ」は「オリジナルの作品を元に新しい作品を生み出す」ことが多いです。

「パロディ」、「オマージュ」、「パクリ」の違い

模倣において一番問題になるのは「パクリ」です。

この3つの区別も難しいですが、「バレて困るのがパクリ 、バレると嬉しいのがオマージュ、バレないと困るのがパロディー」という言葉もあります。

リスペクトを公言している「パロディ」や「オマージュ」に対して、利益のためにバレないようにコソコソ行うのが「パクリ」と考えてよいでしょう。

 

次は「パロディ」の使い方をみていきます。

「パロディ」の使い方・例文

「パロディ」は以下のように使われます。

「銀魂では多くのパロディ表現がある」

「ひらかたパークのパロディポスターは思わずクスッときた」

「パロディ作品を商用化すると問題になることが多い」

 

「パロディ」のまとめ

ここまで「パロディ」の意味、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?

最後に「パロディ」についてまとめておきます。

「パロディ」とは「オリジナル作品を面白おかしく模倣すること」

「オマージュ」も同様にリスペクトをもった模倣と意味だが、ギャグ風であるかという違いがある。

「パロディ」を商用化すると問題に発展することも多い。

 

以上、「パロディ」の解説でした。

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