「環境にTier1のデッキしかいない」
このように使われる「Tier」という言葉をご存知でしょうか?
『シャドウバース』などのカードゲームでよく見かける言葉ですが、どういう意味かわからない方も多いかと多います。
今回はこの「Tier」の意味、使い方、由来について解説します。
Contents
「Tier」とは?
「Tier」とは「強さのランキング」のことです。
読み方は「ティア」です。
カードゲームのデッキの強さを表す際によく用いられる用語で、Tier1が一番強く、Tier2、Tier3と続きます。
例えば『シャドウバース』では以下のように「Tier」が定義されています。
Tier1
【環境トップ】
高い完成度とデッキパワーを誇り、環境の中心となっている。その分対策されてしまうことや、デッキ内容が割れてしまうことも多いが、基本的には対策しづらいものが残る傾向にある。
Tier2
【有力デッキ】
Tier1のデッキに匹敵するほどのパワーを持っているが、環境上位のデッキとの相性差や、安定感に欠けるなどの弱点があるデッキ。環境の変化によって、Tier1〜Tier3までを行き来することが多い。
Tier3
【中堅デッキ】
Tier1、Tier2のデッキと比べるとデッキパワーが低く、見かける機会はあまり多くないデッキ。もしくは、デッキパワーは高いものの、同じクラスの別のデッキタイプがTier上位に位置するデッキのことを指す。
TIer4
【発展途上】
デッキパワーが足りていなかったり、構築が固まりきっていないなどの理由で数は少ないが、一定の勢力が存在するデッキ。新カードの追加やカード調整を待ち、Tier上位に入り込む機会を窺っている。
(gamewithより引用)
「Tier」は環境(その時の流行り)によって異なるので、現在Tier1でも翌月にはTier2になることも多くあります。
カードゲーム以外でも「Tier」は多く使われますが、意味は同様に「ランキング」です。
プログラミング言語の速度目安この辺見て(´・_・`)
Tier1(最速):
C/C++, RustTier2(最速から2~5倍遅い):
C#, Java, Swift, F#, OCaml, Lisp, Go などTier3(3~10倍程度遅い):
JavaScript/AltJS系, Haskell などTier4(10~100倍遅い):
PHP, Erlang, Python3, Ruby, Perl— Hideyuki Tanaka (@tanakh) September 10, 2019
次は「Tier」の使い方をみていきます。
「Tier」の使い方・例文
「Tier」は以下のように使われます。
自分の好きなカードで戦っているけど中々勝てないなぁ
勝つためにはTier1のデッキを使うことも大切だね
Tier1使うだけでは勝てないところが面白いよね
Tier1は徹底的にメタられるからね〜
「Tier」の由来
「Tier」は英語の「tier」に由来する言葉です。
・段
・層
・層をなす
この「tier」の「層」と言う意味から転じて、強さの指標を示す言葉としてゲームで使われるようになりました。
例えばTier1同士など、同じ層の場合には強さに優劣はありません。
「Tier」のまとめ
ここまで「Tier」の意味、使い方、由来について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「Tier」についてまとめておきます。
「Tier」とは「強さのランキング」のこと。
カードゲームではTier1が一番強く、Tier2、Tier3と続いていく。
「Tier」は「層」を示すため、Tier1同士では強さに優劣はない。
以上、「Tier」の解説でした。