方言

関西弁の「ちょける」とはどういう意味?いちびる、ほたえるとの違いも解説!

「ちょける」という言葉を聞いたことがありますか?

関西の方言なので、関西人以外の方は聞いたことがないかもしれません。

この「ちょける」について解説します。

Contents

「ちょける」とは

ちょけるの意味

・ふざける

・おどける

「ちょける」は「ふざける」という意味です。「おちょける」と呼ばれることもあります。

類語には「いちびる」、「ほたえる」などがあります。

 

「ちょける」は「お調子者」のように、いい意味での「おふざけ」で使われることが多いです。

お笑いでいう「ボケる」に近いです。

ちなみに悪い意味での調子の乗るは「イキリ」などと言われます。

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「ちょける」の使い方

「ちょける」を使った例文から意味をみてみます。

「カラオケで最後までまともに歌うことできなくて絶対途中ちょける」

カラオケで歌っている途中にふざけてしまうという意味です。

真面目に歌っているとなんとなく恥ずかしくなるのはよくありますね。

今はおちょける元気がない

ふざけるられるほどの元気がないという意味です。

このように「お」をつけて「おちょける」で使うこともあります。

「いちびる」とは?

いちびるの意味

・ふざける

・調子に乗る

「いちびる」も「ちょける」同様に「ふざける」という意味の関西で使われる方言です。

「ちょける」よりも少しマイナスなイメージで使われます。

いちびるの使い方

「元号が変わる時にいちびる輩が多かった」

元号が変わる際に、悪ふざけして大はしゃぎすることなどを「いちびる」と言います。

「ほたえる」とは?

ほたえるの意味

・あばれること

・騒ぐこと

ほたえるの例

「ほたえとらんとはよ寝れえや」

騒いでないで早く寝なさいという意味です。

「ほたえる」も「ふざける」という意味ですが、「騒ぐ」のように動きを伴ったふざけのことです。

ただし「ほたえる」は死語になりつつあります。

「ちょける」のまとめ

ちょける」とは「ふざける」という意味の関西の方言。

類語には「いちびる」、「ほたえる」がある。

「いちびる」は、すこし度の超えたおふざけ、「ほたえる」は動きのともなったおふざけのこと。

 

以上、「ちょける」の解説でした。

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