漫画や小説には非日常な世界が描かれており、とても魅力的ですよね。
中には「自分をフィクションの世界に投影させてみたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
そんな夢を実現できるのが「夢小説」と呼ばれるものです。
今回はこの「夢小説」の意味・由来・使い方について例文をふまえて解説します。
Contents
「夢小説」とは?
「夢小説」とは「登場するキャラクターの名前を、自分の名前へ変換する機能がついた小説」です。
他にも「ドリーム小説」と呼ばれることもあります。
オリジナル作品もありますが、基本的には恋愛ものの二次創作物が多く、女性向けの作品が中心で男性向けのものは少ないです。
漫画のキャラクターと疑似恋愛ができるまさに夢のようなストーリーであることから、「夢小説」と呼ばれています。
「夢小説」名前変換機能
「夢小説」は「占いツクール」などのサイトにて読むことができます。
「夢小説」が読めるサイトには名前を入力するフォームが設置されています。
ここに入力した名前が本文内の名前と置き換わる仕組みになっています。
「夢小説用語」
「夢小説」には様々な用語があります。
夢主:夢小説における主人公。男性の夢主は男主、女性の夢主は女主と呼ばれる。
成り代わり:夢小説におけるジャンルの1つ。既存のキャラクターの姿形のまま、精神が読者のものに置き換わる。
トリップ:異なる世界に飛ぶもの。別の作品から別の作品にトリップするものが多い。
嫌われ:夢小説におけるジャンルの1つ。主人公が周りのキャラクターから嫌われている。
逆ハー:逆ハーレムの略。一人の女性が複数の男性からモテる作品。
裏:18禁要素を含む夢小説。
次は「夢小説」の使い方をみていきます。
「夢小説」の使い方・例文
「夢小説」は以下のように使われます。
例1:「夢小説を読みすぎると元の作品の見方が変わってしまう可能性がある」
例2:「漫画の世界に自分がいる夢を見たので夢小説にしよう」
例3:「夢小説を書いてみたが誰も評価をくれなかった」
「夢小説」のまとめ
ここまで「夢小説」の意味、由来、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「夢小説」についてまとめておきます。
「夢小説」とは「キャラクターの名前を自分に変換できる小説」のこと。
オリジナルよりも、二次創作物の女性向け恋愛作品が多い。
名前が変換できなくてもオリジナルキャラが登場する二次創作が「夢小説」と呼ばれていることもある。
以上、「夢小説」の解説でした。