乃木坂46の「シンクロニシティ」って曲かっこいいよね〜
かっこいい!でも「シンクロニシティ」ってどういう意味なんだろう…
この「シンクロニシティ」について解説します。
Contents
シンクロニシティとは?
「シンクロニシティ」とは「偶然の一致」という意味です。
英語では「synchronicity:共時性、同時発生」の意になります。
心理学者のユングが提唱した概念です。
結構難しい言葉だね…
シンクロニシティの例
身近にある「シンクロニシティ」の例をみてみます。
「図書館で2人が同じ本を同時に取る」
「誰かの事を考えていたら、ちょうどそのタイミングでその人から連絡が来る」
「いつも混雑している駐車場がたまたま一台だけ空いていてタイミングよく駐車できた」
「欲しいと思っていたものがたまたま手に入った」
「同じ人に1日で複数回出会う」
シンクロニシティから始まる出会いって素敵
乃木坂46の楽曲タイトルにも使われている
乃木坂46の楽曲に「シンクロニシティ」という楽曲があります。
この楽曲は、「笑顔」、「無言」、「話している」、「急に歩き出す」「止まっている」など様々なメンバーがいる中で、「ある瞬間、全てが偶然一致する」という表現がされたMVです。
とてもかっこいいMVなんだ
シンクロニシティの類語
「シンクロニシティ」に似た意味の言葉として「セレンディピティ」という言葉があります。
「セレンディピティ」とは、「ふとした偶然から成功や幸せを得ること」です。
セレンディピティ(偶然の産物)の例としてよく語られるのが付箋(ポストイット)の制作秘話です。
もともと強力な接着剤を作ろうと試みている際に、うまく作れずに、「貼ることはできるがすぐに剥がれてしまう接着剤」が開発されました。
本来の目的からすれば失敗作ですが、これをしおりとして使ってみたところ、とても便利であることに気づいて、現在の付箋が生まれました。
このように、偶然に手に入れられた幸福をセレンディピティといいます。
「シンクロニシティ」、「セレンディピティ」はいずれも偶然のものという共通点がありますが、「セレンディピティ」は偶然発生した幸運な出来事のことです。
対して、「シンクロニシティ」は幸運な出来事だけでなく、偶然発生した出来事を指します。
シンクロニシティの例文
「何度かシンクロニシティが起こったら運命を感じてしまう」
「シンクロニシティは滅多に起こるものではない」
「ちょうど隣のテーブルでも同じことが起きて、そのシンクロニシティに僕らは笑った」
まとめ
「シンクロニシティ」とは「偶然の一致」という意味。
元々はユングが提唱した心理学用語で、現在では歌のタイトルにも使われている。
類語の「セレンディピティ」も偶然を現象であるが、「セレンディピティ」は幸福な偶然に限定される。
以上、「シンクロニシティ」の説明でした。
私も「シンクロニシティ」体験してみたい!