「メジャーアイドルの地下アイドル時代を知っている」
このように使われる「地下アイドル」という言葉をご存知でしょうか?
アイドル界隈でよく使われる言葉ですが、くわしい意味はわからないという方も多いかと思います。
今回はこの「地下アイドル」の意味・由来・使い方について解説します。
Contents
「地下アイドル」とは?
「地下アイドル」とは「ライブなどの小規模な活動を中心に行っているアイドル」のことです、
一般的にTVに出演しているアイドルを「メジャーアイドル」、TVに出ずにライブハウス、路上ライブ、店舗イベント、撮影会などの活動を中心に行っているアイドルを「地下アイドル」と言います。
「地下アイドル」の別名は「インディーズアイドル」、「ライブアイドル」です。
アイドルは最初からTVに出られるわけではなく、ライブハウスや路上での公演といった「地下アイドル活動」を行い、人気が出てくるにつれてメジャーになるという流れが多いです。
現在高い知名度を誇る『AKB48』なども元は「地下アイドル」として活動していました。
「地下アイドル」の語源は『四ッ谷サンバレイ』
1990年当時、大型歌番組の終了に伴いアイドルのTV出演も減少していました。
そんな中でアイドルの活動の場として使われていたのが東京四ッ谷にあるライブハウス『四ッ谷サンバレイ』です。
この『四ッ谷サンバレイ』が地下にあったことからライブハウスを中心に活動するアイドルを「地下アイドル」と呼ぶようになりました。
「地下アイドル」の活動
「地下アイドル」の活動として有名なものが、「チェキ」によるファンとアイドルの2ショットが撮れる「チェキ会」です。
これはアイドルと写真を撮れるというのは貴重なイベントですが、メジャーになったアイドルは「チェキ会」を行うことが少なくなります。
そのため「チェキ会」が行われるという理由で「地下アイドル」を好む人も多いです。
次は「地下アイドル」の使い方をみていきます。
「地下アイドル」の使い方・例文
「地下アイドル」は以下のように使われます。
「地下アイドル時代から知っている子がメジャーになった」
コアなアイドルファンの中には現在メジャーになっているアイドルの地下アイドル時代を知っている人もいます。
こういったファンの中には、自分が応援していたアイドルがメジャーになれて嬉しいという気持ちと同時に、多くの人に認知されるようになって悲しいという複雑な感情を持つ人も多くいます。
「地下アイドルだけでは生活が厳しいのでアルバイトも行なっている」
「地下アイドルを応援するために日々働いている」
「地下アイドル」のまとめ
ここまで「地下アイドル」の意味、由来、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「地下アイドル」についてまとめておきます。
「地下アイドル」とは「小規模な活動を中心に行なっているアイドル」のこと。
「地下アイドル」の対義語はTVなどのメディアに多く出演している「メジャーアイドル」
メディア露出が少ないアイドルが、地下にある東京四ッ谷のライブハウス『四ッ谷サンバレイ』でライブを行うことが多かったことから「地下アイドル」と呼ばれている。
以上、「地下アイドル」の解説でした。