「また緊急メンテになったよ」
このように使われる「メンテ」という言葉をご存知でしょうか?
ゲームなどでよく見かける言葉ですが、くわしい意味はわからないという方も多いかと思います。
この記事では、
・インフラにおける「メンテ」
・ゲームなどのシステム関連の「メンテ」
について意味や使い方を解説します。
Contents
「メンテ」とは?
「メンテ」とは「メンテナンスの略」です。
英語では「maintenance」になります。
・持続、維持
・整備
・点検
簡単に言えば、「持続させるための整備」になります。
「メンテ」は様々な分野で用いられますが、水道などの「インフラ系のメンテ」と、ゲーム・WEBサービスなどの「システム系のメンテ」の2種類に分かれます。
インフラにおける「メンテ」
インフラにおける「メンテ」には実際のモノがともないます。
例えば水道管の「メンテ」では、水道管の清掃や管の取り替えのために一時水を止めて行う作業などが行われます。
そのほかにも道路の塗装など、持続や将来的な発展を見据えた上での行動が「メンテ」です。
大抵の場合「メンテ」をしている間はその対象が使えなくなります。
ゲームにおける「メンテ」
「定期メンテナンスの間はゲームのプレイが不可になります」
ソシャゲなどをやる方はこういった文言を見たことがあるかと思いますが、「メンテ」はゲーム業界でも頻繁に行われています。
ゲームにおけるメンテには大きく分けると「定期メンテ」と「緊急メンテ」の2つがあります。
「定期メンテ」とは?
ネットゲームでよく見かける「定期メンテ」は事前に告知があり、週1程度のペースで毎週早朝などのユーザーがいない時間に行われます。
平均4〜5時間程度で行われ、この間はユーザーがサービスを利用できなくなります。
ソシャゲやオンラインゲームでは常にゲームが新しくなり続けているため、週に1度アップデートでこの更新を行います。
「定期メンテ」をすることで新機能が追加され、またサーバーの再起動などによりシステムの安定化が可能になっています。
「緊急メンテ」とは?
「緊急メンテ」は文字通り「緊急的なメンテ」になります。
緊急メンテは運営からすると想定外の不具合が起こってしまった場合におこるため、利用者が多い時間でも行われます。
この緊急メンテでは不具合を取り除く「デバッグ」作業が行われていますが、「定期メンテ」と異なり終了時刻は未定になります。
「緊急メンテ」の場合にはユーザーがたくさんいる時間に発生してしまうことが多いため、不満を貯めたユーザーは「詫び石」と呼ばれる補償を要求することが多いです。
次は「メンテ」の使い方をみていきます。
「メンテ」の使い方・例文
「メンテ」は以下のように使われます。
「そろそろ塗装のメンテが必要だ」
「ゲームがメンテになってしまい暇だ」
「今回の緊急メンテは相当運営も焦っていることだろう」
「メンテ」のまとめ
ここまで「メンテ」の意味、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「メンテ」についてまとめておきます。
「メンテ」とは「メンテナンス」の略。
簡単に言えば「持続させるための整備」が「メンテ」と呼ばれる。
ネットゲームには毎週行われる「定期メンテ」と、不具合が起こってしまった際の「緊急メンテ」の2種類がある。
以上、「メンテ」の解説でした。