「これは事案やな」
このようにネットで使われている「事案」という言葉をご存知でしょうか?
ネットにおけるこの「事案」の使い方は誤用ではありますが、人気Youtuberの『はなお』さんが使っていることから若者を中心に広く浸透しているため覚えておきたい言葉です。
今回はこの「事案」の意味・由来・使い方について例文をふまえて解説します。
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Contents
「事案」とは?
まずは「事案」の本来の意味を確認します。
事案の意味
主に法的や政治的な問題として着目する出来事
本来の「事案」は「今後問題になりかねない懸念事項」といった意味で使われていますね。
対してネットで使われる「事案」は「驚くような出来事」といった意味です。
本来の「事案」はマイナスの意味で使われますが、ネットで使われる場合には良い意味でも悪い意味でも使われています。
例えば、
「8人集まって人狼をやるつもりが6人しか集まらなかった」→「事案やな」
「今月給料4万円かと思ったら8万円だった」→「事案やな」
のように使われます。
意味合いとしては若者がよく使う「ヤバい」出来事に近いものと考えるとわかりやすいです。
次は「事案」の使い方を例文でみていきます。
「事案」の使い方・例文
「事案」は以下のように使われます。
例1:「陰キャ仲間が女の子とデートする事案が発生」
例2:「忙しすぎてYoutubeの更新ができてない事案」
例3:「好きなアイドルから私信をもらうという号泣事案」
「事案」のまとめ
ここまで「事案」の意味、由来、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「事案」についてまとめておきます。
ネットでよくみる「事案」とは「驚いた出来事」という意味。
本来の「事案」はマイナスの意味で使われることが多いが、ネットにおける「事案」はプラスでもマイナスでも、振り幅が大きい問題に対して使われる。
人気Youtuberの『はなお』さんがよく使うことから若者を中心に使われている。
以上、「事案」の解説でした。