「いいところでバグってしまった。。」
このように使われる「バグ」という言葉をご存知でしょうか?
ゲームなどでよく見かける言葉ですが、くわしい意味はわからないという方も多いかと思います。
今回はこの「バグ」の意味・由来・使い方について解説します。
Contents
「バグ」とは?
「バグ」とは「プログラムの不具合」という意味です。
例えばゲーム中に暗転したまま次の画面にいかなくなるような現象が「バグ」と言われます。
「バグ」と「ラグ」の違い
よく「バグ」と間違えられる現象が「ラグ」です。
「ラグ」は遅延のことで、FPSなどのゲーム中に画面がカクツク現象です。
「めっちゃラグいんだけど」といった使われ方をします。
「バグ」と「ラグ」の違いは「原因がプログラムエラーであるのかどうか?」です。
「ラグ」の主な原因は使用しているゲーム機のスペック不足によるものです。
対して、ゲーム機の性能には関係なく起こり得るプログラム上の不具合が「バグ」です。
「バグ」の責任はプログラマーにありますが、「ラグ」の原因はプログラマではないので、この違いを認識しておくことが大切です。
「バグ」の由来は虫?
「バグ」は英語で「Bug」と書きますが、意味は「虫」です。
「虫」がプログラムの不具合を表すようになった出来事は50年以上も昔に遡ります。
1947年のハーバード大学にてプログラム上の不具合が見つかり、研究者たちが原因を追求していたところ、虫がマシンに挟まり動かなくなっていました。
これが世界初の不具合であったことから「Bug(虫)」が「コンピュータの不具合」という意味になったようです。
この虫を取り除くと正常に動作するようになったことから、プログラムを直すことを「デバッグ」と呼ぶようになりました。
次は「バグ」の使い方をみていきます。
「バグ」の使い方・例文
「バグ」は以下のように使われます。
「バグ」のまとめ
ここまで「バグ」の意味、由来、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「バグ」についてまとめておきます。
「バグ」とは「プログラムの不具合」のこと。
最古のプログラムエラーの原因が「虫」であったことから、不具合のことを「バグ」と呼ぶようになった。
ユーザーのゲーム機のスペックによる遅延は「バグ」ではなく、「ラグ」と言われる。
以上、「バグ」の解説でした。