心理学用語

デジャブ(デジャヴ)とはどういう意味?語源や発生する理由も解説!

デジャブ

「デジャブ」という言葉をご存知ですか?

「これまでに訪れたことのない場所や見たことのない風景なのに、なぜか懐かしく感じる…。」

「初めて体験する出来事なのに、既に体験したことがあるように思う。」

こういった体験が「デジャブ」と言われます。

「ぜひともデジャブの正体を解き明かしたい!」という方も多いでしょう。

 

この記事では、「デジャブ」の意味や語源から、秘められた暗示までを解明していきます。

科学的な根拠だけでは終わらない不思議な感覚。

そんな「デジャブ」についてみてみましょう。

デジャブの意味・語源

「デジャブ」とは、「これまでに見聞き・体験したことのない事象に対して、既に体験したように感じること」を指します。

この言葉は元々、フランス語で「dejavu」と表記されていました。

そこから英語圏にも浸透し、今では日本語訳で「既視感」と意味づけられています。

《デジャブの語源》

「デジャブ」という言葉の生みの親は、フランスの心理学者エミール・ブワラック氏。

1917年を境に、心理学用語として一般市民にも浸透していきました。

Google翻訳で「dejavu」というフランス語を「deja」+「vu」に分けて訳してみると、下記のような意味合いになります。

・「deja」…既に

・「vu」…見て

「既に見ている」と感じる現象を指すことから、デジャブは「既視感」と解釈されるようになったわけです。

ただし、デジャブを感じても、それが「いつ・どこで・どのように」起こったのかを思い出せることはほとんどないと言われています。

デジャブが発生する理由

デジャブが発生する理由

デジャブが発生するのは、脳内に無数の記憶が取り込まれているからです。

人間の頭脳には、約1ペタバイトの経験・学習内容などが記憶されています。

これがどのくらいの記憶量なのかというと、「100万ギガバイト」相当の容量です。

スマホをユーザーなら、「毎月20ギガバイトで通信制限の心配なし!」なんて聞いたことがあるでしょう。

 

この通信量の約50,000倍の容量が、人間の脳内に記憶されているのです。

それだけの記憶があれば似たような体験をたどり、デジャブを見ることも起こり得ます。

ここからデジャブが発生する理由をもう少し深掘りします。

デジャブが起こる理由①似たような過去の体験を思い起こすから

デジャブを感じるタイミングというのは、似たような過去の体験を思い起こすタイミングでもあります。

実際には、「デジャブを感じた事象」と「思い起こした過去の記憶」は違っています。

過去の記憶が古ければ古いほど美化され、デジャブを感じやすくなるのです。

デジャブが起こる理由②潜在意識/夢の中での体験と重なるから

潜在意識(無意識)・夢の中での体験と重なったときも、デジャブを感じることがあります。

簡単に言えば自分が無意識のうちに妄想した出来事を「リアルで体験した事象」のように感じているということですね。

前章でお伝えしたとおり、デジャブを感じても、「いつどこでその体験をしたのか?」までを特定することは難しいです。

だからこそ空想世界と現実を脳内で混同してしまい、その結果としてデジャブを感じることがあるわけです。

デジャブが起こる理由③一世代前の記憶が残っているから

一世代前の記憶が残っていることが理由で、デジャブを感じる場合もあるようです。

これは、スピリチュアル的な説になります。

・人間の魂は前世・現世・来世ともに共通のものが宿る。

・世代を超えて、魂の中に刻まれた記憶は残る。

スピリチュアルの世界では、こうした説がうたわれています。

前世の記憶が脳内にとどまり、それが思い起こされたタイミングでデジャブを感じることがあるようなのです。

デジャブの具体例

ここではデジャブについて具体例をもとに解説していきます。

この世界でデジャブを体験している方は6~7割にものぼるとされています。

以下の具体例を読み込んだ上で、あなたのデジャブについても掘り下げてみてください。

具体例1:愛犬の散歩中にデジャブ

散歩中に愛犬・ココがこちらを振り返り、走り出したときのこと。

私は涙が溢れだして止まらないほどのデジャブを感じたのです。

しばらくの間はなぜ涙したのかもわからずにいましたが、先日みた夢のデジャブだったと実感。

数年前に亡くなった愛犬・ムギが、夢の中で同じようにこちらを振り返り、走り出したシーンと重なってデジャブを感じていたのです。

以前のペットとの良い思い出がたくさんあるからこそ起こったデジャブと言えそうです。

具体例2:恋人とケンカ中にデジャブ

学生時代に体験したのは、恋人とケンカ中に起こったデジャブ。

彼とのデートよりも友人との先約を優先させる私に対し、彼が怒ったときのことです。

大声で怒鳴り散らす彼の声を聞くなり、深い海の底に沈むような感覚にデジャブを感じました。

「1人になりたい」「振り回されるのはイヤ」という言葉とともに、いつ感じたかわからないけれど、過去にどこかで体験したような気持ちを味わったのです。

恋愛においてデジャブを感じる方は少なくないです。

それが過去の恋愛経験をさかのぼって感じるものなのか、前世の記憶なのかは定かではありません。

恋愛は人間にとってライフワークの一環となる一大イベントです。

だからこそたくさんの記憶の中から、次々とデジャブが溢れてくるのでしょう。

デジャブが暗示するもの

デジャブが暗示するもの

「デジャブを頻繁に感じるってことは、スピリチュアルな能力が高いのでは?」

「なんだか予知能力のようでスゴイよね」

みなさんの中にはデジャブに対する憧れを抱く方もいるでしょう。

たしかにデジャブは、スピリチュアルな能力や予知能力として関連づけられることもあります。

 

でもデジャブが暗示するものの中には、「深刻な心身の問題」も含まれているのです。

そこで以下の早見表には、ポジティブ・ネガティブな暗示別に「デジャブが暗示するもの」をまとめてみました。

デジャブが暗示するもの

ポジティブな暗示 ネガティブな暗示
・感受性が豊かになっている

・エネルギッシュに活動できている

・若さに満ち溢れている

・モチベーションが高まっている

・ストレスが溜まっている

・体調を崩している

・現実逃避をしたいほど心が疲れている

・睡眠の質が下がっている・休息が必要

このように、デジャブが暗示するものには、「ポジティブ」と「ネガティブ」という2つの側面に分けて考えることができます。

不思議な感覚を受けたからといって、必ずしも良い兆候とは限らないのです。

・心身の状態が思わしくない ➡︎ ネガティブな暗示

・心身の状態が良好だ/快調だ ➡︎ ポジティブな暗示

このように考えることで、デジャブそのものだけではなく、心身の状態にも目を向けることができるでしょう。

デジャブをまとめると

デジャブが「単なるスピリチュアルな事象ではない」ことはわかっていただけたのではないでしょうか?

デジャブの大元は心理学用語ですので、人間の「心の在り様」を読み解くためにデジャブを活用するのがポイントです。

1.デジャブを見た

2.自分はどう思ったのか?

3.デジャブの暗示を見落としていないか?

上記の順番で自分の気持ち・心身の状態を掘り下げていき、あなたにとって最善と思われる行動をとっていきましょう!