昨日の日本代表の試合見た?
時間なかったからダイジェスト版で確認したよ
この「ダイジェスト」について解説します。
Contents
ダイジェストとは?
「ダイジェスト」とは「全体の流れがわかるように要約したもの」です。
英語では「digest:消化する、要約する」の意になります。
主に「要約する」の意味で使われます。
例えば、2時間のスポーツ番組を10分にまとめた編集済みの動画が「ダイジェスト」と呼ばれます。
ざっくりと内容を把握したい人向けの要約編集版です。
主にダイジェストは下記のような場面で用いられます。
スポーツの試合
TV番組
映画
ダイジェストの目的
「友達と話す際などに、完璧には内容は知らなくていいけれど、話題についていけるくらいの知識は欲しい」という風に思ったことはありませんか?
こういった際に「ダイジェスト」が有効です。
「ダイジェスト」のメリットは短い時間で内容の把握ができることです。
例えば1時間以上のスポーツの試合でも、全てのシーンが重要ではなく、一部のシーンに流れを変えるようなプレーがあります。
このような重要なシーンは1時間の試合だったとしても10分程度に要約することが可能です。
内容がまとめられた10分を理解してしまえば内容の8割が理解でき、話題にも十分についていくことができます。
こうすれば残りの空いた時間の活用にも繋がるため、特に時間がない人に「ダイジェスト」は重宝されています。
TV番組におけるダイジェスト
ドラマやアニメなどのシリーズものを見た際に、前回の放送を30秒ほどにまとめたものを見たことがありませんか?
あの30秒ほどの振り返りも「ダイジェスト」です。
また人気のシリーズものでは3期や4期の放送がされるものがありますが、今まで見たことがない場合それまでの内容を全て見返すのは困難です。
そういった人向けに「10分でわかる○○」のように簡単にまとめた「ダイジェスト」が作成されることもあります。
DVDにおけるダイジェスト
例えばコンサートのDVDなどでも、数十時間に及び長すぎると判断された場合には「ダイジェスト版」が作成されます。
全くカットしていないものは「フルバージョン」や「ノーカット」と呼ばれます。
「特定のゲストが話す場面だけを見たい」という際に「ダイジェスト版」を購入するとそのシーンがカットされている可能性もあるので注意が必要です。
ダイジェストとハイライトの違い
「ダイジェスト」に似た言葉に「ハイライト」があります。
これらは厳密には意味が違うため注意が必要です。
「ダイジェスト」と「ハイライト」がありますが下記のような違いがあります。
・ダイジェスト:全体の要約
・ハイライト:試合の山場などの一部のみをピックアップ
野球で例えれば、回に関係なくホームランシーンを集めたものが「ハイライト」、盛り上がるシーンがなくても各回を揃えたものが「ダイジェスト」になります。
ダイジェストの使い方・例文
「昨日の試合はダイジェストで確認した」
「メイキング映像からダイジェストを公開!」
「イベント内容は地方の新聞にダイジェストが掲載されている」
ダイジェストのまとめ
「ダイジェスト」は「全体の流れがわかるように要約したもの」
2時間のスポーツ番組を10分にまとめたものなどが「ダイジェスト」と呼ばれる。
「ダイジェスト」に関連した言葉に「ハイライト」があるが、「ダイジェスト」全体の要約であるのに対して、「ハイライト」は盛り上がった部分のみのピックアップ表す。
以上、「ダイジェスト」の解説でした。
最近ではドラマからAIが自動でダイジェストを作成するという試みも行われているみたい