「彼はうちの会社のドル箱なんだ」
このように使われる「ドル箱」という言葉をご存知でしょうか?
「ドル箱」はニュース記事などでたまに見かける言葉です。
「聞いたことはあるけれど詳しい意味はわからない」という方も多いのではないでしょうか?
この記事ではこの「ドル箱」についてわかりやすく解説します。
Contents
「ドル箱」とは?
「ドル箱」とは「収益性の高いもの」という意味です。
「あの部署はうちのドル箱なんだ」といえば「その部署が会社にとって大事な収益源である」と言い換えることができます。
「ドル箱」の由来
「ドル箱」の由来は千両箱からきています。
次第に千両箱が「ドル担(ドルを稼ぐ旦那)」と結びつき、やがて「ドル箱」へと変化していったというのが「ドル箱」の由来です。
「ドル箱路線」とは?
バスや鉄道などの交通機関において需要があり、収益性の高い区間のことを「ドル箱路線」といます。
例えばJR東海においては東海道新幹線が「ドル箱路線」になります。
パチスロにおける「ドル箱」
パチンコであれば出玉、スロットであればコインを入れる箱のことも「ドル箱」といいます。
なおこの「ドル箱」に対して必要以上に出玉やコインを入れて周りに出玉の自慢をする行為は「カチ盛り」といいます。
次は「ドル箱」の使い方をみていきます。
「ドル箱」の使い方・例文
「ドル箱」は以下のように使われます。
例1:「このプロジェクトは我が社のドル箱に育てる想定だ」
例2:「ドル箱の人気俳優が急遽引退を決めたようだ」
例3:「あいつはドル箱だから大切にされている」
「ドル箱」のまとめ
ここまで「ドル箱」の意味、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「ドル箱」についてまとめておきます。
「ドル箱」とは「収益性の高い人物やモノ」という意味。
「ドル箱路線」は収益性の高い区間をさし、JR東海でいえばもっとも利益性の高い東海道新幹線が「ドル箱路線」にあたる。
パチスロにおいては出玉を入れる箱を「ドル箱」といい、この「ドル箱」に必要以上に出玉を詰め込んで周りに自慢する行為は「カチ盛り」と呼ばれる。
以上、「ドル箱」の解説でした。