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『道産子』とは?意味や読み方、由来をわかりやすく解説!

道産子

道産子だから暑いのは苦手

このように使われる「道産子」という言葉をご存知でしょうか?

「道産子」の読み方は「どさんこ」です。

 

ラーメン店の店名にも使われているので、見たことはあるけれど詳しい意味はわからないという方も多いかと思います。

この記事ではこの『道産子』の意味、由来、使い方について解説します。

Contents

「道産子」とは?

道産子」とは「北海道生まれの人」という意味です。

江戸生まれの人を「江戸っ子」といいますが、その北海道版が「道産子」になります。

元々は北海道産のウマの品種を表す言葉でしたが、そこから転じて北海道生まれの人や事物にも用いられるようになりました。

「道産子」を使った言葉には札幌の味噌を使うことで知られる、ラーメンチェーン店の「どさん子ラーメン」などが有名です。

また北海道のサッカーチーム『札幌コンサドーレ』の「コンサド」は「ドサンコ」を逆から読んだ命名になっています。

「道産子」以外の地域住民の総称

「道産子」以外の地域住民の呼び方をいくつか紹介します。

江戸っ子:江戸(東京)出身の人

浪速っ子:大阪出身の人

浜っ子:横浜市出身の人

薩摩隼人:鹿児島県出身の男性

おごじょ:鹿児島の女性

津軽っ子:青森出身の人

会津っ子:福島出身の人

上州っ子:群馬出身の人

飛騨っ子:岐阜出身の人

尼っ子:兵庫出身の人

伊予っ子:愛媛出身の人

土佐っ子:高知出身の人

博多っ子:福岡出身の人

北海道は日本で最も北にあるということもあって、この中では使われる機会も多いです。

 

次は「道産子」の使い方を例文でみていきます。

「道産子」の使い方・例文

「道産子」は以下のように使われます。

例1:「道産子が皆寒さに強いわけではない」

例2:「道産子パワーを見せつけた」

例3:「田舎っぽいので道産子と言われるのが嫌だ」

「道産子」のまとめ

ここまで「道産子」の意味、由来、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?

最後に「道産子」についてまとめておきます。

「道産子」は「どさんこ」と読み、「北海道生まれの人」を意味する。

元々は北海道の競走馬の名称であったが、転じて北海道にルーツを持つものにも使われるようになった。

「道産子」を使った言葉には味噌ラーメンで有名な「どさん子ラーメン」やサッカーチームの札幌コンサドーレ(ドサンコの反対読み)などがある。

 

以上、「道産子」の解説でした。

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