「今回のシングルには楽曲派も満足」
このように使われる「楽曲派」という言葉をご存知でしょうか?
アイドル用語ですが、初めて聞いたという方も多いかと思います。
今回はこの「楽曲派」の意味・使い方について解説します。
Contents
「楽曲派」とは?
「楽曲派」とは「アイドルのビジュアルよりも楽曲を重視する人」のことです。
基本的には「俺は楽曲派だから!」のように、ファンを表す際に使う言葉ですが、「楽曲派アイドル」という使われかたをした場合には「ビジュアル面だけでなく曲のクオリティにもこだわっているアイドル」という意味になります。
基本的にアイドルに求められているのは「可愛さ」などのビジュアル面であることが多く、曲自体のクオリティはそこまで高くなくても通常のファンは満足します。
対して「楽曲派」と呼ばれるのは、アイドルは好きだがビジュアル面でなく、あくまで楽曲の良さを重視している人達です。
「楽曲派()」とは?
「楽曲派」に『()』をつけた書き方をたまに見かけることがあります。
この空の『()』には少しバカにする意味が込められており「ビジュアル面や流行に流されず曲の良さを正しく評価している自分かっけぇ」という皮肉が込められていることが多いです。
次は「楽曲派」の使い方をみていきます。
「楽曲派」の使い方・例文
「楽曲派」は以下のように使われます。
「最近は楽曲派アイドルが増えてきた」
以前はアイドルは「可愛ければ良い」という風潮がありましたが、最近では曲づくりにも余念のないアイドルが増えています。
若者の間で人気の『BiSH』もアイドルらしからぬ楽曲で人気を博しています。
「楽曲派にも人気の出そうなシングルが発売された」
「知り合いの楽曲派()がうざい」
「楽曲派」は音楽性を重視すること自体は良いことですが、中にはそれを言いふらし自分は周りのやつとは違うといったアピールをする人がいます。
こういった発言は嫌われることが多く「楽曲派()」と言われる可能性が高いです。
「楽曲派」のまとめ
ここまで「楽曲派」の意味、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「楽曲派」についてまとめておきます。
「楽曲派」とは「ビジュアル面だけでなく、音楽性も重視する人」のこと。
基本的にはファンに使われる言葉だが、「楽曲派アイドル」のように使われる場合は、「音楽性を重視したアイドル」という意味になる。
「楽曲派()」のように空の『()』がつけられた場合は、厨二病を皮肉るような意味で用いられている。
以上、「楽曲派」の解説でした。