「MAD動画で爆笑した」
このように使われる「MAD」という言葉をご存知でしょうか?
Youtubeやニコニコ動画で使われる言葉ですが、詳しい意味はわからないという方も多いかと思います。
今回はこの「MAD」の意味・使い方について解説します。
Contents
「MAD」とは?
「MAD」とは「既存の動画を元に個人が編集して再作成した動画」のことです。
英語で「狂っている、馬鹿げた」という意味の「mad」が語源になっています。
2007年に登場した『ニコニコ動画』をきっかけに様々な「MAD動画』が作成されています。
「音MAD」や「手書きMAD」など様々な種類の「MAD」があります。
「MAD」の作られ方
「MAD」は元の動画を動画編集ソフトで編集・加工してオリジナルを改変させることで動画を作成します。
よくあるのはアニメのOPの主題歌を別の曲に変える「MAD」です。
単にOPを差し替えるだけだと音と映像が合わないため、音楽に合うように映像を編集します。
OPが違うとかなり雰囲気が異なるため、自分が好きな曲の「MAD」を見つけると面白いかもしれません。
「音MAD」とは?
「音MAD」は「MAD」の種類の1つです。
音楽のリズムと映像を合わせた「MAD」になります。
リズムには、『東方』の『ナイツオブナイツ』などが使われ、リズムに合わせて映像が加工されている派生系の「MAD」が量産されることが特徴です。
「手書きMAD」とは?
「手書きMAD」は元の映像を使わずに、MAD作成者が手書きで絵を描いて作られる「MAD」です。
音声だけはオリジナルのものを使用します。
全て自前で書いた力作や、トレスを活用したもの、画伯になっているものなど様々なクオリティがあるのが特徴です。
「MAD」と「切り抜き」の違い
例えばアニメ『NARUTO』で主人公の『ナルト』だけを切り取った動画は「MAD」ではなく、「切り抜き集」と言われます。
「切り抜き」と異なり、再編集後に元の作品とは異なるものになっているものが「MAD」と呼ばれます。
次は「MAD」の使い方をみていきます。
「MAD」の使い方・例文
「MAD」は以下のように使われます。
「別の作品に出ている同じ声優を活用したMADで笑ってしまった」
アニメの「MAD」では、別の作品に出ている同じ声優のセリフを合成することで、面白おかしくしたような「MAD」も存在します。
「愛のあるMADを見つけた」
「1年かけて作成された大作の手書きMADに感動した」
「MAD」のまとめ
ここまで「MAD」の意味、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「MAD」についてまとめておきます。
「MAD」とは「オリジナル動画を加工した合成動画のこと」
リズムに合わせた「音MAD」や、MAD作成者が自ら絵を描く「手書きMAD」などがある。
以上、「MAD」の解説でした。