「たまにはメロウな曲でも聴こう」
このように使われる「メロウ」という言葉をご存知でしょうか?
「メロウ」は音楽用語としてよく使われている言葉です。
最も流行ったのは1970年代頃ですが、現代でもヒップホップ系の音楽などで耳にする機会は多いでしょう。
また最近では「mellow」というタイトルの映画も上映されました。
今回はこの『メロウ』について解説します。
Contents
『メロウ』とは?
「メロウ」は「まろやか」、「落ち着いた」といった意味です。
語源となっているのは英語の「mellow」で「熟している」、「豊潤な」といった意味があります。
「メロウ」は若者のような「荒々しさ」とは対極な「大人な雰囲気」が連想される言葉です。
また「もの悲しさ」のような「哀愁」を表現することもあります。
札幌の今日の日の出は、5時9分らしくって☀
さすがに、そこまで超朝型には変身できないでス~😅
ちょっとピンクでメロウな感じの空でした✨(メロウって言いたいだけ😁) pic.twitter.com/5Ddn2SUMD8— 🐾なお☆🐾MIKKE 5.19 (@8823_spitz_) April 4, 2017
「メロウ系」とは?
「メロウ」はヒップホップ系の音楽用語としても使われる言葉です。
1970年代〜1980年代には大人っぽい雰囲気の「Soft & Mellow」というジャンルが流行していました。
音楽ジャンルで「メロウ系」といえば「ゆったりとした落ち着いた曲」を意味します。
曲作ってたら朝になってた
誰かご飯作って
ご飯食いそびれたよ🐨🐨MDJの中で1番メロウでチルで
切ない曲できたよ🙆♀️#MDJ— DELARYOTA(Monday Dirty Jokes) (@delaryota) April 2, 2020
最近風にいえば「チルい」曲が「メロウ系」に近いと言えるでしょう。
映画『mellow』のタイトルの意味は?
2020年には田中圭主演で「mellow」というタイトルの映画が上映されました。
この「mellow」という映画は大人同士の落ち着いた恋愛が描かれている作品です。
この映画タイトルの「mellow」は「成熟」や「やわらかさ」と表現するのに使われています。
映画「mellow」はすでに完成しております。
やわらかい映画です。
チャーミングな作品になりました。でももちろんただのあたたかな映画ではないです。へんな人たち、へんな空気もたくさん。コメディ要素も多いです。また映画「街の上で」は誠意編集中。こちらも無茶苦茶個性的な映画になりそうです。
— 今泉力哉 (@_necoze_) September 13, 2019
次は「メロウ」の使い方をみていきます。
『メロウ』の使い方
「メロウ」は以下のように使われます。
例1:今回のアルバムはメロウな曲もあり1番聴きやすいかも。
例2:荒んだ心をメロウな曲で落ち着かせる
例3:メロウな日暮れの景色
『メロウ』のまとめ
ここまで「メロウ」についてみてきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「メロウ」についてまとめておきます。
「メロウ」とは円熟や落ち着きを意味する言葉。
音楽用語の「メロウ」はゆったりとしたテンポの曲を意味する。
「メロウ系」の類義語には「チル」などがある。
以上、「メロウ」の解説でした。