先日毎年恒例になっている『2019年新語・流行語大賞』の候補となる30の用語が発表されました。
今年はラグビー用語が多い中で、気になるワード『肉肉しい』がランクインしていましたね!
今回はこの「肉肉しい」の意味・由来・使い方について解説します。
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「肉肉しい」とは?
「肉肉しい」とは「肉感がたっぷり」という意味です。
主にお肉料理の見た目や食感などを表す際に使われています。
華やかなものを「華々しい」、軽率なことを「軽々しい」というように、同じ言葉を複数使うことで意味が強調された言葉です。
広辞苑になっているわけでもなく、正しい日本語ではありませんが「肉」を繰り返した「肉肉しい」は肉感を表現したい場合に便利です。
例えば「肉肉しいうどんが食べたい」と言われたら、「お肉がたっぷり詰まったうどんが食べたい」と言い換えることができます。
今晩のめん屋カブツ(自宅)のメニューはすきうどん。野菜ZERO(ネギオンリー)の肉々しいうどんを生卵に絡めてプハー(*´∀`) pic.twitter.com/ULPsJw6UJs
— 炭水カブツ (@k_tape72) May 21, 2019
また「肉肉しい」は料理だけでなく、体型に使われることもあります。
「太った体型」と言うとキツイ言い方になってしまいますが、「肉肉しい体型」なら少しだけやわらいだ表現になります。
肉肉しい bymini #猫会番外編 #猫 https://t.co/CaVI9cnuUf pic.twitter.com/9oSlnKV4qq
— 今日の猫。ー 外猫写真で呟きます ー (@kyonoSatoru) January 24, 2017
「肉肉しい」の由来は?いつから使われている?
2019年の流行語大賞候補に選ばれている「肉肉しい」ですが、いつ頃から使われている言葉なのでしょうか?
以下は「肉肉しい」のGoogleにおける検索数を表す図になります。
これを見ても2004年の使用頻度も高く、決して最近だけ使われている言葉ではないことがわかります。
特に2018年に検索数が伸びているのは「肉肉しい」という言葉が使われたGoogleのCMが影響しています。
流行り言葉は芸能人などが使うことで流行ることが多いですが、「肉肉しい」に関しては誰かの影響で広まったというよりも、簡単な言葉で誰でも思いついて細々使われていたと言えそうです。
次は「肉肉しい」の使い方を例文でみていきます。
「肉肉しい」の使い方・例文
「肉肉しい」は以下のように使われます。
例1:「肉肉しいハンバーガー食べにいこう」
例2:「さわやかのおにぎりハンバーグの肉肉しいミディアムの焼き加減が最高!」
例3:「最近肉肉しくなってきたのでダイエットしないと。。」
「肉肉しい」のまとめ
ここまで「肉肉しい」の意味、由来、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
「肉肉しい」は2019年よりも2018年の方が使われていたので、なぜ候補に選ばれたのかは疑問が少し残る結果でした!
2019年の流行語大賞になる可能性は低そうですが、わりと使える便利な言葉と言えそうです。
以上、「肉肉しい」の解説でした。