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フォトジェニックとは?意味、語源、撮り方まで詳細解説!

フォトジェニック アイキャッチ

19世紀中頃から海外で使われ始めた、「フォトジェニック」という言葉。

こちらは、SNS界隈や企業のマーケティング部署の中でよく耳にする方も多いのではないでしょうか?

 

最近ではニュースやネット記事の中でも流行のテーマとして取り上げられています。

その中で以下のような疑問をもつ方もいるでしょう。

・フォトジェニックの詳しい意味や語源はどこから来ているの?

・フォトジェニックの用法は?

・SNSの投稿写真を見たら「フォトジェニック」って書かれていたけど、撮り方のコツは?

今回は、こうした疑問にお答えしていきます。

流行語を知ってトレンドを掴みましょう!

 

さっそくこの記事では、フォトジェニックの意味、語源、撮り方まで詳しく解説します。

Contents

フォトジェニックの意味と語源

フォトジェニックの意味と語源

フォトジェニック(photogenic)とは、「写真向き」という意味をもつ言葉です。

19世紀中頃から英語圏の諸外国で使われ始め、写真うつりのいい人・モノを指すときに使います。

 

《フォトジェニックの語源》

・photo…写真

・genic…遺伝的な(~によって生み出された)

「photo(写真)」と「genic(遺伝的な)」という2つの単語を掛け合わせた場合に、「写真によって生み出された」と直訳することができますよね。

そこから派生して、「写真向き、写真うつりがいい」という意味合いをもつようになったわけです。

実際にフォトジェニックという言葉を使っている方は、以下のように表現しています。

 

《フォトジェニックの用法・例文》

・フォトジェニックで美しい場所!東京の絶景スポット・

・フォトジェニックな装飾が所狭しと並んでいる。

・マーケティングで勝つには、フォトジェニックな画像を含めた宣伝も重要だ。

・この前向掛けた男性はフォトジェニックで端正な顔立ちをしていた。

・噂のフォトジェニックカフェに行ってみたのだけど、お店の外装・内装ともにこだわっていて最高だったよ!

『コトバンク』でフォトジェニックという言葉を検索してみるとわかりますが、こちらは形容動詞として文中に含めることができます。

フォトジェニックとインスタ映えの違い

フォトジェニックとインスタ映えの違い

フォトジェニックとインスタ映えは、いずれも似た意味をもつ言葉として認識されていますが、それぞれに違った意味合いをもちます。

参考までに、以下の説明文をご覧ください。

・フォトジェニック…写真うつりのいい被写体全般を指す言葉。

・インスタ映え…インスタグラムに投稿して映える被写体、写真に対して使う言葉

このように、「フォトジェニック」はSNS(インスタ)に限らず、写真うつりのよい被写体全般を指すときに使われる言葉です。

一方、「インスタ映え」の場合は、インスタグラムに投稿して映える被写体・写真に対して使う言葉です。

「フォトジェニック」に比べて「インスタ映え」の方が、目的を「インスタ掲載」に限定していることがわかりますよね。

フォトジェニックな写真の例

フォトジェニックな写真の例1

上記の画像は、「フォトジェニックな写真」の一例になります。

見渡す限り広がる海の景色にマッチするよう、写真の中心に寝転ぶ女性の帽子もブルーで統一されていますよね。

 

こちらも、フォトジェニックな写真ですね。色とりどりのプチケーキが可愛らしく目立つよう、テーブルクロスを白一色にし、イチゴやクロスさせたフォークで装飾しています。

こちらも、フォトジェニックな写真ですね。

色とりどりのプチケーキが可愛らしく目立つよう、テーブルクロスを白一色にし、イチゴやクロスさせたフォークで装飾しています。

フォトジェニックな写真の例3

一面が黄色の木目調という背景に、反対色となる紫の傘・黒一色のコーディネートをした女性を入れた1枚。

こちらもフォトジェニックな写真となります。

 

上記3枚の写真の共通点は、いずれも「写真にすると映えること」です。

いかに写真映りをよく見せるか、あるいは被写体を目立たせるかを考えて撮影された写真を「フォトジェニックな写真」と呼ぶわけです。

フォトジェニックな写真の撮り方・コツ

フォトジェニックな写真の撮り方

最後に、フォトジェニックな写真の撮り方・コツをお伝えします。

カメラマンとしての技術を持っていなくても、こちらの方法を押さえれば最高の1枚を撮れますよ!

写真を1色に統一する

写真を1色に統一するとフォトジェニックな写真に仕上がりやすくなります。

前章で紹介した海の写真のように、背景も被写体も同じ色を基調にしてみましょう。

 

ポイントは、同じ色でも濃淡(のうたん)を分けて写真撮影をすることです。

当然のお話しにはなりますが、同じ色である上に色の濃さまで統一してしまうと被写体が見えなくなってしまいますからね…。

屋外の写真撮影は早朝・夕方を狙う

「フォトジェニックな写真を撮りたいけど、カメラ技術はないし…」

こんな方は、屋外の写真撮影を早朝または夕方に行いましょう。

 

日差しが強い昼間は、逆光のせいで思うような写真が撮れないことがあります。

そこで、撮影する時間帯を朝焼けがきれいな早朝にずらすか、日没が間近な夕暮れ時に変えてみるとフォトジェニックな写真が撮れますよ!

外装/内装にこだわったインスタ映えスポットに繰り出す

外装・内装ともにこだわったインスタ映えスポットは、手軽にフォトジェニックな写真が撮影できます。

・岩手県の「宮沢賢治童話村」

・茨城県の「さくら坂VIVACE」

・東京都の「カフェフラミンゴ」

・神奈川県の「赤レンガ倉庫」

・千葉県の「ふるさと広場」

上記のように、インスタ映えスポットは全国各地にあります。

あなただけの1枚を撮りに行きましょう!

背景/被写体すべてをカラフルにする

フォトジェニックな写真を撮りたいなら、背景や被写体すべてをカラフルにしましょう。

事前に撮影スポットを決めておき、その場所の色合いをまんべんなく含んだコーディネートで外出することをおすすめします。

写真の四隅にまで鮮やかな色調が広がっていると、SNSに写真を投稿したときにも人目につきやすいですよ。

トレンドアイテムや素材を使って撮影する

トレンドアイテムや素材を使うことも、フォトジェニックな写真を撮影するコツです。

インスタグラマーの間で流行している派手色パンプス、全身ホワイトコーデなどを真似て撮影してみましょう。

その際は、被写体が最も目立つように背景をぼかすのがポイントです。

あるいは、背景を無地にして目立たせすぎないように工夫してみてください。

背景と被写体をあえて反対色にしてみる

背景と被写体を反対色にすると、フォトジェニックな写真を撮りやすくなります。

たとえば、背景が白なら被写体は黒コーデに統一する、といった感じです。

前章で紹介した3枚目の写真のように、黄色い背景に紫・黒の被写体という組み合わせも非常にフォトジェニックな構図になりますね。

小道具にこだわる

ライト、食器、雑貨、テーブルクロスなどの小道具にこだわるのも、フォトジェニックな写真を撮るコツになります。

こうした小道具は、被写体を華やかに美しく目立たせます。

同じ場所・同じ風景でも細部にまでこだわりのある写真の方が評価がよいので、小道具を上手に使いこなしましょう!

写真の編集/加工時は鮮度を意識する

写真の編集・加工をする際は、鮮度を上げましょう。

解像度が高く写真の背景や被写体がはっきりと映っている写真の方が、SNS上でも「いいね!」をもらいやすいのです。

反対に、モザイクをかけているような不透明で鮮度のない写真はNG。

 

せっかく撮影にかけた時間と労力をムダにしないためにも、撮影した写真の鮮度を上げてからアップロードしてくださいね。

【まとめ】

フォトジェニックとインスタ映えは同じような使い方をされる言葉ですが、ニュアンスが微妙に違います。

「インスタ映えする写真に仕上げるためには、フォトジェニックな写真を撮るのが1番!

このような考え方になると理解しておけばOKです。

SNS上で話題沸騰の1枚を撮るために、基本的な用語の意味、語源、写真の撮り方を押さえておいてくださいね!

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