「スピンオフ作品が登場!」
このように使われる「スピンオフ」という言葉をご存知でしょうか?
映画などでよく使われる言葉ですが、詳しい意味はわからないという方も多いかと思います。
今回はこの「スピンオフ」の意味・使い方について解説します。
Contents
「スピンオフ」とは?
「スピンオフ」とは「主人公以外のキャラをメインにした作品」のことです。
この用語は映画などでよく使われます。
例えば人気漫画の『デスノート』では、主人公の『夜神ライト』とライバルの『L(エル)』による対決が描かれていますが、本編終了後に敵役の『L』を主人公にした映画が作られました。
このように主人公以外をメインにした話が「スピンオフ」です。
「スピンオフ」は英語では「spin off」と書きます。
・付随的に生み出す.
・振り落とす
・副産物.
この「付随的に生み出す」から転じて、「主演キャラに焦点を当てた作品」といった意味になっています。
「スピンオフ」と「外伝」の違いとは?
「スピンオフ」に似た用語に「外伝」という言葉があります。
「外伝」は「本編外の話」という意味です。
例えば本編の1000年前の話のように時系列が違うものや、メインストーリーには影響しない主人公のおまけ的な話などが「外伝」と呼ばれます。
ただし「スピンオフ」と「外伝」が混合して使われているケースも見かけます。
「スピンオフ」が最初に浸透した作品
「スピンオフ」が有名になったきっかけは人気ドラマ『踊る大捜査線』シリーズです。
この作品では主役ではなかった『室井慎次』に焦点を当てた『容疑者 室井慎次』や『交渉人 真下正義』などいくつものスピンオフ作品が生まれ成功をおさめました。
この頃から多くのスピンオフ作品が生まれるようになっています。
次は「スピンオフ」の使い方をみていきます。
「スピンオフ」の使い方・例文
「スピンオフ」は以下のように使われます。
映画とかどうやって見つけてる?
スピンオフ作品から本編知ることが結構多いかも
「スピンオフ」のまとめ
ここまで「スピンオフ」の意味、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「スピンオフ」についてまとめておきます。
「スピンオフ」とは「主人公以外のキャラをメインにした作品」。
類義語の「外伝」は「本編外の話」という意味。
『踊る大捜査線』の成功以降、多くのスピンオフ作品が現れるようになった
以上、「スピンオフ」の解説でした。