「あの人はみんなも認めてるTOだ」
このように使われる「TO」という言葉をご存知でしょうか?
アイドル界隈でよく使われる言葉ですが、何の略かわからないという方も多いかと思います。
今回はこの「TO」の意味・使い方について解説します。
Contents
「TO」とは?
「TO」とは「トップオタ」の略です。
”トップ”という言葉通り、アイドルの現場(握手会などが行われる場所)において他のアイドルファンとは一線を画して目立っていたり、影響力のあるオタクが「TO」と呼ばれます。
尊敬の意味も込めて「TOさん」と言われることもあります。
主にアイドルオタク界隈で使われている言葉で、例えばアイドルの握手会などに参加した際に常に見かけるような人が「TO」と呼ばれます。
「TO」の定義
「TO」には明確な定義は存在せず、「あなたがTOです」と指名されるものではありません。
明らかに他のファンからみても「この人は違う!」と思われるような人が自然と「TO」として認知されていきます。
一般的に「TO」は、
・ファン歴が長い(古参)
・現場へ通う回数が多い
・アイドルに使っている金額が桁違い
といった特徴があります。
例えば地下アイドルは年に100回以上ライブをすることもありますが、「TO」はそれらのほとんどに参加しているような人で、類語には「おまいつ」などがあります。
当然使っている金額も桁違いです。
「TO」って何をするの?
「TO」がトップのオタクなのはわかったけど何をするの?と思う方もいるかと思います。
これも明確に決められている訳ではありませんが「TO」は、
・生誕祭(アイドルの誕生日を祝うイベント)の企画
・コールやMIXの考案
・オフ会の開催
などをしていることが多いです。
人をまとめる仕事も多くなるため、「TO」は比較的コミュニケーションに優れている傾向にあります。
次は「TO」の使い方をみていきます。
「TO」の使い方・例文
「TO」は以下のように使われます。
「地下アイドルにとってTOの存在は大切だ」
「好意から全ての握手会に参加するうちに気づけばTOと呼ばれていた」
「TOになっても推しのアイドルと仲良くなれる訳ではない」
「TO」のまとめ
ここまで「TO」の意味、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「TO」についてまとめておきます。
「TO」とは「トップオタク」の略。
全ての現場にいるような他のアイドルファンとは一線を画したオタクが「TO」と呼ばれる。
「TO」は生誕祭やオフ会の開催などコミュニケーション能力に優れていることも多い。
以上、「TO」の解説でした。