若者がよく使う「とりま」という言葉。
聞いたことがあるかもしれませんが、意味がわかりにくいですよね。
この「とりま」について解説します。
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「とりま」とは?
「とりま」は「とりあえず まあ」の略です。
「とりあえず」と「まあ」はそれぞれ以下のような意味です。
①十分な対処は後回しにして暫定的に対応するさま。なにはさておき。
②将来のことは考慮せず,現在の状態だけを問題とするさま。さしあたって。
引用元:三省堂 大辞林
① 十分ではないが、我慢できる程度であるさま。だいたい。
② 相手や自分の気持ちをなだめる語。
③ 相手にある行動をうながす気持ちを表す。
引用元:三省堂 大辞林
この「とりあえず」と「まあ」を組み合わせた「とりま」は、「自信はないけど、無難なところで〇〇にする」や「とにかくやってみる」といった意味になります。
ちなみに「トリマー」は動物の手入れをする職業のため、全く「とりま」には関係がありません。
「とりま」の使い方
焼肉屋での「とりま」
焼肉久々だね〜、何頼む?
とりま、カルビ!
これが食べたいという決め手になるものはないけど、無難なところでカルビにするといった意味で使われています。
「とにかくやってみる」という意味の「とりま」
近くに新しいお店ができたみたいよ
とりま行ってみようか!
このように「とりま」は「とにかくやってみる」という意味でも使われます。
ただし「とりま」は「ヤバイ」のような正しいとは言えない若者言葉です。
年配の方の前では使用を避けるなどTPOに応じた使い分けが必要になります。
「とりま」を用いた例文
「とりまラーメンね」
「とりま新作試す」
「とりま13時に集合で!」
「とりま」のまとめ
「とりま」は「とりあえず、まあ」の略。
「自信はないけど、無難なところで〇〇にする」や「とにかくやってみる」といった意味で使われる若者言葉。
正しい日本語ではないので、TPOに応じた使い分けが必要。
以上、「とりま」の解説でした。