普段生活をしているとどうしても許せないような出来事に遭遇することがあります。
そんな時に使われる言葉が「絶許」です。
SNSなどでよく見かける言葉ですが、くわしい意味はわからないという方も多いかと思います。
今回はこの「絶許」の意味・由来・使い方について解説します。
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「絶許」とは?
「絶許」とは「絶対に許さない」の略で、読み方は「ぜつゆる」です。
主にSNSなどで使われるネットスラングです。
ネットスラングは書きやすさのために短い言葉が好まれるため、「絶対に許さない」➡︎「絶許」と省略することでネットで広く使われています。
「絶許」の由来
「絶許」はもともと「なんJ」と呼ばれる2ちゃんねるのスレッドにて生まれた言葉です。
この「なんJ」には野球を好む人が多く、「なんJ語」と呼ばれる多くのネットスラングがプロ野球から生み出されていますが、この「絶許」もプロ野球から生まれました。
きっかけになった事件は2006年に行われた「日本ハム」VS「千葉ロッテ」の試合です。
この試合の日本ハムの先発投手は試合開始時点で、「投球回数129回」、「9勝6敗」の成績で6年連続規定投球回到達と5年連続2桁勝利が懸かっていた金村選手でした。
5回途中まで投げ抜き、あと1アウトとれば「規定回数」、「二桁勝利」の両方を達成できたはずでしたが、ヒルマン監督はまさかの交代を命じました。
これにより2つの大きな記録が途切れてしまった金村選手は激昂し、「絶対に許さない。外国人の監督だから個人の記録は関係ないのでしょう。顔も見たくない」と発言しました。
この「絶対に許さない」発言が「なんJ」で注目されたことが「絶許」の由来とされています。
次は「絶許」の使い方をみていきます。
「絶許」の使い方・例文
「絶許」は以下のように使われます。
「誰だ俺のプリンを食べた奴は!絶許だ!」
「絶対に許さない」という言葉は強い言葉に聞こえますが、ネット上で使われる際にはたいしたことがない出来事に対しても「絶許」が使われているケースを多く見かけます。
「ガチャで3万溶かした、絶許。。」
「彼氏にまた浮気された、今回ばかりは絶許」
「絶許」のまとめ
ここまで「絶許」の意味、由来、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「絶許」についてまとめておきます。
「絶許」は「絶対に許さない」の略。
読み方は「ぜつゆる」
「絶許」はプロ野球選手の監督に対する「絶対に許さない」という発言が由来になって生まれた「なんJ語」
以上、「絶許」の解説でした。