「ボナペティ」はレストランなどで使われる言葉です。
日本で聞くことは少ないですが、フランスではよく使われています。
ドラマの『グランメゾン東京』で、キムタク演じる『尾花夏樹(おばななつき)』が使っていたのをきっかけに知った方も多いのではないでしょうか?
この記事ではこの「ボナペティ」についてわかりやすく解説します。
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「ボナペティ」とは?
「ボナペティ」とはフランス語で「どうぞ召し上がれ」という意味です。
つづりにすると「bon appétit」です。
・bon:良い
・appétit:食欲
これをつなげて「良い食欲を!」→「どうぞ召し上がれ!」になっています。
ドラマの『グランメゾン東京』では、レストランでシェフがお客様に料理を提供する際に「ボナペティ」と一言声をかけています。
この「ボナペティ」はフランスだけではなくイタリアでも使われており、意味は同様に「召し上がれ」です。
「ボナペティ」に対する返事は?
「ボナペティ」は「どうぞ召し上がれ」という意味のため、「ありがとう」が適切な返事になります。
フランス語では、「メルシー(Merci)」、イタリア語では「グラッツェ(Grazie)」でいいでしょう。
わからなくなってしまった場合には英語の「Thank you」でも大丈夫です。
次は「ボナペティ」の使い方をみていきます。
「ボナペティ」の使い方・例文
「ボナペティ」は以下のように使われます。
例1:「今夜は丹精込めて料理をご用意させていただきました、ボナペティ」
例2:「グランメゾン東京のモデルとなったお店で店員さんがボナペティと言ってくれて嬉しい」
例3:「キムタクの影響で母親が料理を出す際に毎回ボナペティと言ってくる」
「ボナペティ」のまとめ
ここまで「ボナペティ」の意味、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「ボナペティ」についてまとめておきます。
「ボナペティ」とは「どうぞ、召し上がれ」という意味。
フランスやイタリアのレストランでよく使われている。
「ボナペティ」に対する返事は「ありがとう」を意味する「メルシー(フランス語)」や「グラッツェ(イタリア語)」などがある。
以上、「ボナペティ」の解説でした。