「またあの人のSNS炎上してる」
このように使われる「炎上」という言葉をご存知でしょうか?
「炎上」と聞けば火が燃え盛ることをイメージする方が多いと思いますが、ネットでは別の意味で使われています。
この記事ではこの『炎上』の意味や由来、使い方を例文付きで解説します。
Contents
「炎上」とは?
「炎上」とは「インターネット上の発言が波紋を呼びコメント欄に批判が殺到するなど手がつけられなくなった状態」のことです。
例えばブログに書かれた差別的な内容の投稿に対して、コメント欄に大量の批判コメントがつくことを「炎上」といいます。
次々に投稿される非難を鎮められない状況が、まるで鎮火できない炎のようであることから「炎上」と名付けられました。
インターネットが発達していないことには発信をする術がなかったため、「炎上」する機会は多くありませんでした。
しかしインターネット社会になり、SNSの台頭によって誰でも投稿ができるようになった現代では毎日のように「炎上」がおこっています。
例えば、飲食店のアルバイト中にふざけて喫煙をした動画がTwitterで出回り「炎上」した事件などが有名です。
本人たちは仲間内だけで見せるつもりで投稿したものでも、Twitterのリツイートなどによって瞬く間に広がるのが「ネット炎上」の特徴になっています。
「炎上商法」とは?
「炎上」の特徴は非難に晒されるとはいえ、多くの人の目に止まることです。
特に良い噂よりも悪い噂の方が拡散のスピードが圧倒的に速いことから、あえて有名になるために「炎上」を仕掛けることを「炎上商法」といいます。
ただし基本的には悪い噂が広まってもいいことはないのでやらない方が良いでしょう。
次は「炎上」の使い方を例文でみていきます。
「炎上」の使い方・例文
「炎上」は以下のように使われます。
例1:「リテラシーの低い芸能人がSNSをするとすぐに炎上に繋がる」
例2:「アイドルによるクリスマスのアリバイ工作がバレて炎上中」
例3:「炎上に対してはごまかすよりも誠意を持って謝ることが大切になる」
「炎上」のまとめ
ここまで「炎上」の意味、由来、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「炎上」についてまとめておきます。
「炎上」とは「ブログやSNSの投稿に批判的なコメントが集まり収集がつかなくなること」
批判のコメントが収まらない様子が、燃え盛る炎のようであることから「炎上」と呼ばれる。
炎上を悪用して知名度をあげようとする行為は「炎上商法」という。
以上、「炎上」の解説でした。