日常的に使われることの多い「確信犯」という言葉。
実は間違って使われていることが多い言葉なんです。
この記事では、
・確信犯の意味
・使い方
・由来
について解説します。
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Contents
誤用されることも多い「確信犯」とは?
一般的に使われている「確信犯」は、「間違いと分かりながらそれをしている」という意味で使われています。
この意味では、例えばソフトクリームをわざと鼻につけて可愛さをアピールするあざとい行動などが「確信犯」と言われたりします。
ただしこの「確信犯」は本来の意味とは異なった誤用です。
「確信犯」の本当の意味と由来は?
「確信犯」の本当の意味は、「正しい事だと確信して行う犯罪」です。
誤用されている「確信犯」は「悪いとわかっていながらする行動」のため、本来は真逆の意味になります。
「確信犯」という言葉はもともとドイツの「ラートブルフ」によって提唱された概念です。
政治的・宗教的な思想に関連する言葉で、「正しいと信じて行われた義務感や使命感によってなされる犯行」が「確信犯」の本来の意味です。
次は「確信犯」の使い方をみていきます。
「確信犯」の使い方・例文
「確信犯」は以下のように使われます。
例文1
まさひろ
乃木坂46の秋元真夏はカメラが回ると毎回転んでて可愛い
ゆうすけ
確信犯だね笑
例文2
ゆうすけ
僕は必ずしも上司に従うべきではないと思うので、忠告は無視することもあるんだ。
まさひろ
あれは確信犯的行動なんだね!
「確信犯」のまとめ
ここまで「確信犯」の意味、由来、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「確信犯」についてまとめておきます。
一般的な「確信犯」は「悪いとわかっていながらする行動」という意味。
わざと転んでドジっ子アピールするような行為が「確信犯」と言われている。
本来は「正しいと思って行なった犯罪」のことで、一般的に使われている「確信犯」とは逆の意味をもつ。
以上、「確信犯」の解説でした。