ゲーム用語

『スタン落ち』とは?意味や元ネタ、使い方を解説!

スタン落ち

次のカードがスタン落ちになることが発表されました

このように使われる「スタン落ち」という言葉をご存知でしょうか?

カードゲームでよく聞く言葉ですが、くわしい意味はわからないという方も多いかと思います。

今回はこの「スタン落ち」の意味・使い方について解説します。

Contents

「スタン落ち」とは?

スタン落ち」とは「スタンダード落ち」の略です。

簡単に言えば、スタン落ちしたカードはゲームで使えなくなります

「スタンダード」というのは英語で「標準」という意味でカードゲームにおいては「ランクマッチ」や「公式大会」をさし、「スタン落ち」したカードはこれらで使用ができなくなります。

ただし「スタンダード(標準)」では使えませんが、一部「アンリミテッド(無制限)」といったルールでは使用が可能です。

「スタン落ち」の由来

「スタン落ち」はMTG(Magic: The Gathering)というカードゲームが発祥です。

MTGに置けるスタンダードルールでは発売してから2年が経ったパックのカードが使えなくなります。

この「スタン落ち」という用語が、別のカードゲームである「シャドウバース」や「ポケモンカード」などでも採用されています。

なぜ「スタン落ち」をするのか?

なぜわざわざカードを使えなくする必要があるのでしょうか?

「スタン落ち」を行うのには以下のような理由があります。

・新規参入をしやすくする

・ゲームのバランス調整

「スタン落ち」をする理由①新規参入をしやすくする

長い間継続しているカードゲームはカードの枚数も膨大になります。

仮に10年以上続いているとすれば相当数のカードが登場しているはずです。

そこに新規のプレイヤーが入ろうとしても今までのカードを覚えることが困難で既存プレイヤーとの差を埋めることができません。

こういったハンデをなくし、新規参入をしやすくすることも「スタン落ち」が行われる理由の1つです。

「スタン落ち」をする理由②ゲームバランスの調整

「スタン落ち」を行うもう1つの理由がゲームバランスの調整です。

カードには相互効果があり、扱える種類が多ければ多いほど調整が難しくなります。

例えば『遊戯王』のように「スタン落ち」をさせずにナーフ(カードの弱体化)をすることでバランスを調整をする方法もありますが、システム的にも難しくなってしまうため、一定期間で使えなくしてしまうことで開発側が現環境カードの調整に注力できるというメリットがあります。

現在では「シャドウバース」や「ポケモンカード」にも「スタン落ち」が採用されています。

 

次は「スタン落ち」の使い方をみていきます。

「スタン落ち」の使い方・例文

「スタン落ち」は以下のように使われます。

例文1
ありさ
ありさ

今からでもシャドウバース初められるのかな?

まさひろ
まさひろ

スタン落ちを採用しているから新規でも入りやすいよ

例文2
まさひろ
まさひろ

黎明期のカードのスタン落ちが発表されたね

ゆうすけ
ゆうすけ

愛着のあるカードがスタン落ちするのは悲しい

「スタン落ち」のまとめ

ここまで「スタン落ち」の意味、由来、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?

最後に「スタン落ち」についてまとめておきます。

「スタン落ち」とは「スタンダード落ち」の略。

スタンダードとは「ランクマッチ」や「公式大会」などのことで「スタン落ちした」したカードはこれらで使用ができない。

スタン落ちしたカードはスタンダードルールでは使用できないがアンリミテッドなどのルールでは使用が可能。

 

以上、「スタン落ち」の解説でした。

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