「彼女がヤンデレ気味なんだよね・・」
このように使われる「ヤンデレ」という言葉をご存知でしょうか?
ネットをしていると見かけることがある言葉ですが、くわしい意味はわからないという方も多いかと思います。
今回はこの「ヤンデレ」の意味・由来・使い方について例文をふまえて解説します。
Contents
「ヤンデレ」とは?
「ヤンデレ」とは「人の性格・状態を表す言葉」です。
「病(や)んでいる」+「デレ(惚れる)」で構成され、「相手を想うあまりに病んでしまった人・状態」をさします。
簡単に言えば「極度に重い人」が「ヤンデレ」です。
「ヤンデレ」の特徴
「ヤンデレ」には以下のような特徴があります。
軽度の「ヤンデレ」
・彼氏のLINEの投稿やInstagramなどを色々漁る
・SNSから元カノを特定
・元カノを毛嫌いする
・食べきれないほどの量のお弁当を作り、相手が食べてくれないと泣き出す
・束縛する
・構ってくれないと怒る
重度の「ヤンデレ」
重度の「ヤンデレ」になると、自分だけでなく周りの人に危害を加えるようになります。
アニメなどのフィクションの「ヤンデレ」では特に多く見かけます。
・わざと彼氏に嫌がらせをして自分に注意を引かせる
・自分以外の女の子と話すのを禁止する
・監視カメラで相手を監視する
・自分の恋路の邪魔になるような人に嫌がらせをする
「ヤンデレ」の由来
以下の図は「ヤンデレ」の検索数の推移です。
みてみると2007年9月に急上昇していることがわかります。
この2007年9月にあったのはアニメ『School Days』の放送です。
このアニメは「ヤンデレアニメ」の先がけとも言われるアニメです。
序盤はよくある恋愛もののストーリーですが、三角関係などができはじめると共にヒロインが変貌を遂げていく作品です。
終盤のヒロインの常軌を逸した行動が話題になり、以降「ヤンデレ」という言葉が広がりました。
このアニメに登場する「桂言葉」がヤンデレヒロインの筆頭として有名です。
「〇〇デレ」
「ヤンデレ」のように性格を表す派生系の「〇〇デレ」は多く存在します。
ツンデレ(ツンツン × デレ)
普段はツンツンしているが、時折デレデレする。
クーデレ(クール × デレ)
普段は無口だが、二人の時にはよくしゃべる
「ヤンデレ」と「メンヘラ」との違い
「ヤンデレ」に似た言葉に「メンヘラ」があります。
「メンヘラ」とは情緒が不安定な人で、急に泣き出したりするような人をさします。
「メンヘラ」は自己中心的、「ヤンデレ」は相手が第一という違いがあります。
次は「ヤンデレ」の使い方をみていきます。
「ヤンデレ」の使い方・例文
「ヤンデレ」は以下のように使われます。
「付き合ってみたら彼女がヤンデレだとわかった」
「束縛されたいので実はヤンデレが好きなのかも知れない」
「ヤンデレ彼氏が欲しい」
「ヤンデレ」のまとめ
ここまで「ヤンデレ」の意味、由来、使い方について見てきましたがいかがだったでしょうか?
最後に「ヤンデレ」についてまとめておきます。
「ヤンデレ」とは「病んでいる」×「デレ」のこと。
相手のことを想うあまり常軌を逸した行動をするような人が「ヤンデレ」と言われる。
2007年の9月に放送されたアニメ『SchoolDays(スクールデイズ)』によって「ヤンデレ」という言葉が広まった。
以上、「ヤンデレ」の解説でした。